libMiMic(MiMic library for mbed)は、WebService機能を提供するSDKです。 mbedでWebAPIに対応したネットワークデバイスを簡単に作ることが出来ます。

libMiMicはMiMic projectで開発しています。MiMic projectについてはこちらをご覧ください。 http://nyatla.jp/mimic/wp/

構成¶

libMiMicはmbedRTOS上で動作し、ユーザアプリケーションにAPIを提供します。コアAPIはC言語で記述されていますが、使用頻度の高いものについてはmbed向けのC++APIが準備されています。

※libMiMicはmbedの標準イーサネットドライバをしようしていません。

標準イーサネットドライバと同時に使用することはできません。

• MiMicIP - IPv4スタックです。レテンシとメモリ消費量を抑えたuipベースのライブラリです。
• ARP/ICMP/UDP/TCP - 基礎的なソケットAPIを提供します。APIは独自です。
• HTTP/1.1 Server - HTTP/1.1に対応したサーバです。マルチセッション・Chunked・持続性接続に対応しています。
• HTTP Modules - HTTP/1.1の機能モジュールです。以下のモジュールがあります。
  • ROM file provider - ROMに格納したファイルイメージを公開します。
  • File system provider - mbedファイルシステムを公開します。
  • Onchip configuration - プログラムフラッシュを利用して設定を保存します。
  • MiMicVM processor - RPCリクエスト(MiMicVM)を処理します。
  • FileUpload - ファイルアップロードを受け取ります。
  • URL decoder - HTTPリクエストを解析します。
  • UPnP handler -UPnPメッセージを処理します。
• mDNS - マルチキャストDNSサービスです。
• UPnP - UPnP/1.0の機能を提供します。UPnP handlerと協調して動作します。(現在はデバイス探索(SSDP)・デスクリプション(Description)のみ実装してあります。)
• DHCP/APIPA - ゼロコンフィギュレーション用のモジュールです。
• mbed C++ class library - mbed向けのC++CPIです。C言語のものより簡単です。

対応機種¶

• mbed(mbed LPC1768)
• LPCXpresso1769

プログラム¶

サンプル¶

チュートリアル¶

• HTTPD解説
• UPnPデバイスの作り方
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