HMC5843test 3-Axis Digital Compass IC

3軸デジタルコンパス HMC5843 を mbed から読み出してみます。自作GPSロガーで方位を得るためです。

HMC5843は、3軸デジタルコンパス(HMC6352)と違い、磁北に対する度を出さずに X/Y/Z それぞれの磁束密度(ガウス)を出力します。

2軸デジタルコンパス(HMC6352)は、磁北を0度として現在の方位を出力します。もちろん、HMC6352 は水平に置く必要があります。

3軸の場合、傾きさえ分かれば、方位を計算で求めることが可能なはずです。

3軸デジタルコンパスを使って磁北を求めるのは、計算が面倒だなぁと思って敬遠していたのですが、2軸と割り切れば、私の頭でも方位計算できるかも?と思い、改めて取り付けてみました。

☆ board Orange のスタック基板に取り付けてみます。接続は I2C です。

 

自作GPSロガー(下写真の右側)には、2軸デジタルコンパスを取り付けているので、方向を北に合わせ、今回取り付けた方も方向を合わせて置くと、Yの出力が0に近くなりました。

試しに、☆ board Orange を垂直に持って液晶面を北に向けると、Zの出力が0に近くなりました。一応、地磁気の状態がデジタルコンパスに反映されている様です。

 

プログラムは?

下記のコメントにサンプルソースコードがありまして、それをほぼそのまま使わせていただいています。

http://mbed.org/forum/mbed/topic/762/?page=1#comment-4602

このサンプルソースコードをベースに、クラスライブラリ化できれば、公開したいと考えています。


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