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1.送付物について
以下のものをお送りしています。欠品その他がないかご確認をお願い致します。
■ベースボード
・主要部品はんだづけ済み
■同梱物
・ジャンパーピン(黒))×4
・Text-LCD 接続コネクタ含む
・LCD保持用プラスチックネジ
・整流用ショットキーバリアダイオード 1S3 ×2
・CR2032用コネクタ
・パルストランス内蔵LANコネクタ
2.組立て方法
■はんだづけ
以下のはんだづけを行ってください。
・LCDコネクタ(ボード側をメス、LCD側をオスにすることを推奨)
・LANコネクタ(パルストランス内蔵)
・同梱のダイオード1S3×2は、D3, D4用ですが、同梱のLCDを使用する場合にははんだづけ不要です。
・CR2032ホルダーは必要な人のみ、はんだづけしてください。
■ジャンパーピン設定
付属のLCDを使う場合は以下の設定をしてください。
・J1 1-2間をジャンパー(ショート) LCD電源 3.3V設定
・J2 2-3間をジャンパー LCDの2ピンをVSS(GND)
・J3 1-2間をジャンパー LCDの1ピンをVDD(LCD電源:3.3V)
・J4 1-2間をジャンパー LCDのバイアス電源を負バイアス
■LCD取付け安定用プラスチックネジ取りつけ
LCD右上のネジ穴に取り付けベースボードと突き当てるようにしてください。
※ベースボード側にネジ穴はありません。
3.調整方法
■LCDコントラスト調整
以下の手順でLCDのコントラスト調整を行います。
1.コントラスト調整用半固定VR(VR1)を左に回しきります。※多回転タイプのため、何回転もする必要があります。
2.CoobookにあるTextLCDサンプルプログラムをダウンロードし、コンパイル/実行。
3.VR1をゆっくり右に回すと徐々に表示が現れるので、最適なコントラストになるように調整。
※うまく表示出来ないときはテスターでLCDの3ピンの電圧を測定し、-1.15V前後になるように
VR1を調整してみてください。
4.各I/Oの説明
■ACアダプタ入力
スタンドアローンで動作させる場合に5Vのスイッチング電源タイプを使用してください。
2.1mmΦセンタープラスタイプです。⇒秋月電子のACアダプタ
※PCとmbedをUSBで接続中はPCからの電源供給で動作しますので、ACアダプタは不要です。
5.Tips
■LCDの5V駆動(バックライト付LCDなど)
執筆中^^;
#
29 Jun 2010 . Edited: 29 Jun 2010
ベータテスタの@nxpfanです.
本日ベータテスト用基板が届きました.ありがとうございます!
早速いくつか動かしてみました。以下はその報告です.(添付いただいたコネクタ,LCD,電池ホルダ,ダイオードなどすべて実装して実験)
MicroSDは既に試験されたようなので,本日は割愛.
以降は,本日初めて使わせていただいた所感と情報を拝見した感想を列挙します.
- まずはじめに,電源周りなどよく考えられておりとても感心しました.全体的にとても使いやすいボードだと思います.これがあれば今後のセミナ等にとても便利ですし,初めて使う人のハードルを大きく下げることができます.
- (以降は「もし可能なら変更できると良いな」と感じた点です) TextLCDを使うにあたり,古いcookbook経由で旧ライブラリにアクセスしなければなりませんでした.できれば(p26をSWからGndに固定しなくても)新しいライブラリに対応できるように,LCD側の「RW」ピンをGndに接続するジャンパがあると便利かもしれません.これによりmbedのピンを1個節約できます.また新しいライブラリではより大きなLCDに対応できるので便利だと思います.
- USBの動作確認は行いませんでした.基板に取り付けられてあるコネクタが「USBデバイス」側に使われる「mini-B」コネクタになっており,mbedのコミュニティではこれを有効に使うサンプルがすぐに見つからなかったためです.
- USBコネクタを「スタンダードA」型に変更可能でしょうか?これが使えると,ここに直接USBメモリを挿したり(http://mbed.org/users/chris/programs/MSCFileSystem_Lib),マウスを挿して(http://mbed.org/users/simon/programs/USBMouse)動作実験を行うことができます.Aコネクタなので+5Vを給電しなくてはなりませんが...
- あるいはUSBコネクタをmini-Bのままとし,mbedをUSBデバイスとして使うのであれば... 追加の回路が必要です.USBの規格によりUSBデバイスはバス電源の供給を検出した後,FullspeedデバイスならD+をLowspeedデバイスならD-をプルアップしなければなりません.電源検出は抵抗を介してDigitalInとして使えるピンへ接続,プルアップはDigitalOutできるピンへ1.5kオームで接続しておかねばなりません.
- RJ45パルストランス入りコネクタの接続が,mbedで紹介されている簡略化された接続となっています.物理層チップのデータシートの推奨回路図ではいささか複雑なものが紹介されています(私はEther物理層に疎いため,これが必ずしも必要なものかどうかは不明です).次のリンク・ページにあるデータシートの32ページをご覧ください.http://www.national.com/pf/DP/DP83848J.html#Overview
いろいろ希望を書いてしまいましたが,ぜひご検討いただければと思います.
よろしくお願いします.
@nxpfanさん、早速の評価ありがとうございます。
- USBは、当初HOST側で考えていたのですが、仰るように電源供給の問題があり、断念しました。(ACアダプタ必須と割切ればOKなのですが。。。)いずれにしても今のままでは動きませんので、皆さんのご意見、議論をお願いします。
- LAN部分についてはご提示頂いた資料を検討してみます。
引続きよろしくお願い致します。
@logic_starです。
設計上、迷った点を列挙します。ボード自体の評価の他、ご意見をいただければと思います。
- 対象とするユーザー層:設計スタート時は、ある程度ハードに精通し、本ボードを改造しながら使う人を対象としてました。ですので基板のみの販売を想定。一方、Arduino+シールドのような手軽さも視野に入れはんづけの出来ない人も考慮し、今の形に進化。(完成品が必要) ただし、mbedのデファクト周辺ハードがないためライブラリのピンアサインなどがまちまちで、割切りも必要。⇒本ボードをデファクトとしてライブラリ作成を促進!^^
- コスト:基板のみであればかなり安価に提供できそうですが、完成品となるとコストがかなり上がります。主として製造・検査コストです。また今回のようにLCDまで含めるとかなりのコストupになります。皆さんの想定する値ごろ感はどんなでしょう? 基板のみxxx円、基板+SMD xxx円、完全完成品 xxx円など
上記、1,2の考え方を整理しないとせっかくのフィードバックが活かせないと思いますので、よろしければ皆さんの想定する使い方やボードの完成度、価格などお考えを聞かせていただけると嬉しいです。
@nxpfanです.コメントありがとうございます.
本日より出張などでバタバタしているため,取り急ぎ昨日のうちに第一回目の報告をさせていただきました.
(1) USBをデバイス側とする場合のminiBでの必要回路例を参考として,ここにアップしておきます.D+(またはD-側に付けられる)プルアップは,上位側(ホストに近い側)のポートに接続を知らせるために必要です.
(2) USBホスト側とする場合には上記のような回路は必要ありません.単純にD+D-とVbusの接続だけになります.
Vbusの供給源ですが,「プロトタイプ/実験用途である」という考えで,mbedに接続されたUSBから(mbedのVUピンをそのまま使用)の供給とDC入力コネクタから供給での対応で良いかと思います(本来ならば電源アダプタから供給するような場合にはコネクタ近くで渦電流保護を設けなくてはならないのですが,敢えて割愛しても問題ないでしょう).VUを通してUSBから供給を受ける場合,その500mAのうちmbedとその他が消費する分を仮に300mAと考えても,VUピンからはまだストレージやマウスなどに充分な容量が確保できると思います.ただショットキー・ダイオードでの切り替えは電圧降下分が多く,Vbusの規定:4.75V〜5.25Vの規定を満たせないため,ジャンパピンなどでの選択が必要になると思います.
(3) 対象ユーザはハンダ付け未経験者で,買ってすぐに使える状態を考えてました.完成品の場合,可能であればmbed + ベースボードで1万円でお釣りが来るようならとても良いだろうと思います.また経験者向けには今回供給頂いたようにSMD部品のみ実装されているのが便利だと思います.LCDやその他の部品は手持ちのものがあるかもしれないので別売りで問題ないでしょう.この場合,ブレッドボードや複数のbreakoutボード,さらにジャンパ線などを買うよりも安い価格が実現できるとよいなあと思います.
@shintamainjpです。本日ベースボードβ版が到着しました。早速評価を開始しました。
microSDカードの電源ラインについて
SDカードは意外に突入電流があります。ベースボードβ版で電源電圧(3.3[V])に対する影響を実測してみました。
結果はご覧の通り、SDカードを挿入した瞬間に+3.3[V]の電源電圧に対して+1.2[V]まで電圧降下が発生しています。測定はC1の電源電圧側をプローブして行ないました。このドロップを許容するかどうかはベースボードの+3.3[V]の重要度をどう見るのかということになるかもしれませんが、気になる人は気になるかもしれません。電源ラインとSDカード電源の間にコイルを挟むなどの対策はいかがでしょうか?(あ、でも入手性が絡みますかね!)
#
30 Jun 2010 . Edited: 30 Jun 2010
@shintamainjpです。LCDの電源ピンのアサイン変更メカニズムについて再考してみました。
簡単に電源とグランドを入れ替えるピンヘッダの提案
ベースボードβ版ではJ2,J3(いずれも1x3)を使って電源とグランドを 入れ替えることができるようになっていますが、初心者が間違えてしまいそうな感じが否めません。そこで簡単に電源とグランドを入れ替えるピンヘッダを実現する手法を提案します。
上記のように2x2のピンヘッダを1つ用います。ジャンパピンを2つ用意し、縦に並べるのか、横に並べるのかで電源とグランドを入れ替えることができます。図の下側にあるような正方形のシルクを配置すれば更に親切かと思います。
ユーザにとっては「2つのピンヘッダの設定」から「1つのピンヘッダの設定」に簡略化されますのでシンプルになります。
#
30 Jun 2010 . Edited: 30 Jun 2010
@shintamainjpです。(←しつこい!)
私、相当このボード気に入ってます。相当元気になっています。(笑)
その他気になった事
- microSDカードコネクタと穴が近くて大きなスペーサやねじは使えないかも・・・。(と思いました。実際には確認していません。)
- 電源コネクタの傍に「電源電圧」と「極性」の表記があると良いと思いました。(なにせ、秋月では外形そっくりアダプタばかりですので・・・。)
- LCDのマウントはがっちりを希望。(スペースないですよね・・・。)
- @logic_starさんの表記がmbedを載せると見えない!(笑)
LCDマウントの例
これだけしっかりした良いボードなら組み込んで遊びたくなる人も出てくると思うんです。そうなるとLCDのグラグラが気になってくるんです。
LCDががっちり固定されていればこのボードはそれこそ組み込んでも使えるベースボードになるのでは?!と思いました。
こんばんは。@kanpapa です。
本日ベースボードが到着しました。週末にハンダ付けをしようと思っていたら、どんどんレポートがあがっているので慌ててハンダ付けをしました。写真のように問題なく稼働しています。
LCDのサンプルプログラムの動作確認後、LANの確認ということでtwitterクライアントを動かし問題なくtweetできました。ついでにtwitterクライアントのデバック情報をLCDに表示するように変更してみました。
ベースボードで気になった点ですが、やはりLCDは固定できたほうが良いと思います。スペース的には厳しいと思いますが、なんとか固定したいところです。
あとダイオードのシルク印刷で、極性を示す線がもう少し太いと良いかなと思います。
今日はこのくらいとさせていただきます。明日は時間があればSDカードを試してみます。
@shintamainjpさん、こんばんは!早速のレポートありがとうございます。
- SDの電源。そこまで落ちてますか(^^; 当初電源制御も行いたかったので、スロースタータ回路を含めて検討したんですが、コストと最初のボードの位置づけ(ブレッドーボードレベル)からまぁいいかと妥協しちゃいました。入手性の良いLがあるかどうかですが、ご提案の検討してみます。簡単に低抵抗でダメかなと実験してみます。
- LCDの電源。素晴らしいアイデアですね。コストダウンにもなりますし。2×2のジャンパーピンは高そうなので、普通の×2で妥協かもですが。
- ネジ穴、電源シルクは検討します。
- LCDマウントは迷うところです。LCDによって微妙に寸法が違ったので(^^; ある程度LCDの種類を決めて対応するかですね。完成品とした場合、LCD添付は必須でしょうか?>>皆さまご意見を!ただし\500のLCDだとしてもボードの流通価格は\1,000近くupしてしまうかもです。
- logic_starのシルク。控えめなもので(笑) 実はmbedのピンのシルクもボードの下です。これはボードの大きさの制約上、仕方がありませんでした。mbedにテンプレートが付いているからいいかと(笑)
これからも忌憚ない、ご意見をどんどんお願い致します。本ボードは、工業製品レベルの品質を求めるつもりはないのですが、コストと可能な範囲の努力で出来ることは頑張りたいと思います。
@kanpapaさん、こんばんは! レポートありがとうございます!やはりLCDの固定ですね(^^; LCDは、このLCD決めうちでいいのですかね? 引き続き、レポート、ご意見よろしくお願い致します。
こんにちは。@sentokiです。
LCDでhello worldまではテストできました。問題なく動作しております。2列のソケットに挿して、1列外側に余らせる仕様が気に入りました。ジャンパを飛ばしやすいです :-)
SDカードを使いたかったので、MicroSDを入れてみたのですが、こちらはまだ動作していません。手元にあったpqiの2GBがダメなのだと思います。もし可能でしたら、使用経験のあるMicroSDを教えていただけないでしょうか? (SDは各種容量のものを持っているのですが、microSDは1種類しかなく、これを機に調達しようと思っております)
こんばんは。@kanpapaです。
今日はあまりいじれなかったので、これまであがったコメントについて考えてみました。
LCD
まずはこのLCD用で固定穴があれば良いのではと思います。他のLCDの場合でも固定穴があればなんとか工夫して固定してくれると思います。
USBポート
USBホスト側を希望します。外部電源必須という条件でも構いません。
折角ですからこのUSBにいろんなデバイスを付けてみたいです。私は玄柴を持っているのですがそれと同様な使い方がこのベースボードでできると期待しています。
ただ「スタンダードA」型にするとスペース的には少し厳しくなりそうです。フリーエリアを狭くするか、ICB-293より少し大きめの基板にするか。悩みそうですね。
対象ユーザ
Arduinoでは少し物足りないユーザで、ネットワーク接続が前提かと思われます。
mbed自体そんなに安いものでは無く、シールドの豊富さからみたらArduinoが有利なので、はっきりした目的があるかたがmbedを選ぶのではないかと。
販売形態と価格
パワーユーザ向けに基板のみ、多少のハンダ付けの心得があるかた向けには今回と同様な状態で。あとは初心者向けに全パーツ実装済(mbed添付でも良いかも)と分けられると良いと思います。
想定価格としては、基板のみ1280円、基板+SMD 2980円、完全完成品 5980円(mbed別)ぐらいでしょうか。外してたらごめんなさい。
LCDコントラスト調整抵抗
何回転も回すのが結構面倒でした。回している間になかなか表示されないなぁ・・ハンダ付けミスしたかな・・と不安になりました。普通の安い半固定抵抗でも良いように思います。スペースはこちらのほうが有利なのかもですが。
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01 Jul 2010 . Edited: 01 Jul 2010
@sentokiさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。microSDはSanDisk製の2GB(SDHCでない)でOKでした。・SD Card File System ※main.cppの以下の部分を変更要です。
SDFileSystem sd(p11, p12, p13, p27, "sd"); // mosi, miso, sclk, cs, name
↓
SDFileSystem sd(p5, p6, p7, p13, "sd"); // mosi, miso, sclk, cs, name
を実行してみて、PCのシリアルコンソールにどんなエラーが発生しますか?お手数ですが教えてください。それと電源を切った状態で何回かmicroSDの挿抜を繰り返していただけますか?接触不良でないと思うのですが、当方も最初動かなかったのですが、以降動作するようになりました。他のサンプルでも動作確認してますので、別途レポートします(出先なので)引き続きよろしくお願いします。
追記:@shintamainjpさんのライブラリ+ツールがテストし易いです。 http://mbed.org/users/shintamainjp/programs/SDCARD_PFF libpff/connect.h でピンの定義をできます。
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01 Jul 2010 . Edited: 01 Jul 2010
@kanpapaさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
LCD
この部分は対処必須ですね。まずはこの LCD用で設計してみます。
USB ポート
USB HOST搭載を検討しています。問題はやはりUSB電源供給とその安全対策をどこまでやるかです。実験レベルと割り切ればいいのですが、本職の方でいろいろ苦労してますので(^^;それとICB293サイズとコネクタ類は右側に集中させるというこだわりがありまして、どう妥協するかを悩んでいます。(^^; まずは、フリーエリアを使って電源回路の検証等を週末に行ってみます。玄柴をお持ちとは!何度かトライしましたが買えませんでした。つい先日販売されたのが最終ロットのようですね。
対 象ユーザ
ネットワーク接続が基本ですよね。問題ははんだづけや回路が読める、読めないユーザーをどこまで広げるかです。
MTMでの会話からどんな簡単なはんだづけでもしたくない(出来ない)という人が結構いらっしゃいました。
販売形 態と価格
製品を増やすと管理、その他が大変なので、今は基板のみと完成品の2種類にしようかと考えています。SMDはmicroSDのみですが、意外とはんだづけ簡単でした。SMDの実装するしないは、価格との相談ですね。想定価格は、かなりベンダーよりの価格を提示していただきました(^^ こだわりは、Arduino+イーサシールドより、mbed+本ボードが同価格以下です。どうすると安価に提供出来るかが一番の課題です。
LCDコントラスト調整抵抗
ここは同感です。予想より回転数が多かったです。(^^; 普通のだとクリチカルと言えばクリチカルです。
※他の皆さんのご意見も伺いたいです。よろしくお願いします。
こんばんわ。MicroSDの件です。
なんどか抜き差しして、もういちど試した結果、無事書き込めました(txtファイルを生成しテキストを保存)。お騒がせして恐縮です。
ただ、コンソールには次のようなメッセージが出力されます。
This disk tastes funny! I only like 512-byte blo
最後が切れていますが(block?)、毎回このとおりになります。使用したMicroSDはpqiの2GBです。テストに使用したソースは次のURLに置きます。
http://mbed.org/users/funax/programs/LCD
#
01 Jul 2010 . Edited: 01 Jul 2010
@shintamainjpです。おはようございます。LCDのコントラスト調整について初日に感じたことをお伝えしておきます。
LCD のコントラスト調整について
「まずい!壊した!」というのが最初の印象でした。なにせ巷に出回っている回路は回転具合の見える半固定抵抗 ばかりでしたので。こういう戸惑いはユーザの今までの経験で決まるのかもしれませんね。どれだけユーザ体験を流用できるかといいますか。
多回転を用いたのは流石@logic_starさんならではの配慮。私は最初写真を見たときに「おぉ!A/D用の調整抵抗か!」なんて思ってしまい ました。結果的に全然違いましたが・・・。(笑)
回路を再考してみました。コントラストのリファレンス電圧はLCDにもよりますが、だいたいの機種は4.2[V]から4.8[V]くらいでしょうか。そこで以下のように外 付けの抵抗で可変範囲を調整することを考えてみました。
上記のように回転に対して変化の範囲を狭めてやれば、ユーザは既存の体験の中で調整ができますし、コントラスト調整にも余裕が生まれるのではと考えました。今回のベースボードβ版は3.3[V]を考慮して負電圧発生も行っていますので、上記ほど単純ではありませんが、方向性のアイデアとして提案する次第です。
・・・うまくいくのかなぁ~これで・・・。(この提案の発起や定数計算は起きぬけで行ったので!)
LCDの添付について
LCDはある程度流通量のあるもので決め打ちでも良いかもしれませんね。パッケージに含めるかどうかについてですが、私は・・・うーん正直迷います。持っている人からすれば「いらないよ!あるから!基板安くして!」と言うでしょうし、持っていない人からすれば「付けてよ!面倒でしょ!」となりそう。(笑)
そもそも様々なLCDに対応できるようにという思想で始まったのが電源ピンとグランドピンの入れ替え回路であったり、負電源生成回路であったりするので、それであれば別売りということになるのですが・・・。
色々な選択肢がありますね。
- LCDは基本別売りだが販売時に関連部品として紹介がある。
- LCDも付属。LCD多機種対応回路は削除してシンプルにする。
・・・これは意外にも悩ましいですね。
LCD多機種対応用回路の削除
上記の再考時に思いついた「多機種対応用回路を削除してシンプルにする」というのは過激な意見に分類されるかもしれませんが、結果的には
- タイマーICによる負電圧発生回路を削除できるので空いたスペースをフリーエリアにできる。
- 空いたスペースを使ってmicroSDコネクタを移動させてLCDのマウント穴を設置する。
などのメリットがある気もします。
折角@logic_starさんが考えてくれた回路なのに!(と突っ込みがあると思いますが今回はテスターゆえ、お許し下さい!)
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01 Jul 2010 . Edited: 01 Jul 2010
@shintamainjpです。このコメントはその他雑多な事について触れます。
ボードに通称が付くようにするための工夫
mbedワールドの広がりに役立つこのボード。できれば一般ユーザの間で通称が付くような工夫があると良いなぁと思います。各社優れたボードを開発しているのですが、名前(や型名)が難しいだけで広がりを見せなかったのは?と考えさせられることもよくあります。(例えばコレガの http://corega.jp/prod/lbstd2pu/ など。私、名前が難しくて今でも覚えられません。だから話題にできない!)
そこで提案。
基板の上に大きめの「★」印などのシンボルを付けることを提案します。★はもちろん@logic_starさんのstarの部分。(笑)
ユーザは「★基板」などと呼び合うように・・・ならないか!!
すいません・・・。忘れて下さい・・・。
@nxpfanです.
『★基板』...なんかイイ感じじゃないですか!個人的に1票.(ちょっとロシアの戦闘機っぽい?スターボードっていうと船舶用語みたい? ww)
各位、こんにちは!ご意見いろいろありがとうございます。LCDの件含め鋭意検討中です。
通称ですが、実はベンダーである『きばん本舗』さんとも同様の話をしてまして、本ボードは、仮に『オレンジボード』と呼んでいます。レジストのオレンジ色は『きばん本舗』さんのご担当の強いこだわりです^^ バージョン毎や機能仕様毎に色を変えると良いかと思います。ご提案いただいた、★を使わせていただくと、『★オレンジボード』とか『★ブルーボード』とかいかがでしょう?^^ちなみにレジスト色はWebと同じように#xxyyzzのように24ビット指定できるらしいです!
@jksoft913です。
届いた日に半田付けをして、すこし試しましたがこちらにレポートを挙げていませんでした。
私の気になったところもほとんど皆さんと同じになってしまうのですが、
やはりLCDが固定されてないのと多回転ボリュームが気になりました。
LCDが固定されていないと持ち運ぶとき不安ですね。
私の様に常に持ち運んでネットにつながるPCがあればすぐにデバッグを始めてしまう人には特にw。
どこでも気軽にプログラミングの続きを楽しめるのがmbedの特徴の一つだと思っています。
名前も重要ですね。
今後もどんどんmbed用のボードが出てくるんではないでしょうか(私も作りたいと思っています。)
mbedはソフト面が充実しているので、今後はハード周りですね。
@logic_starさんのボードの名前からどんどん派生して・・。
ソフトもハードも抽象化して、誰でも思い通りの物が作れるプロトタイピングシステムにしていきたいですね。
なかなか時間が無く、たいしたレポートが書けなくてすみません。
また、今週末に行うmbedのワークショップでは@logic_starさんのボードを宣伝したいと思っております。
@shintamainjpです。@nxpfanさん、ありがとうございます。@logic_starさん、ありがとうございます。
名称について
『オレンジ★ボード』(オレンジ・スター・ボード)とか『ブルー★ボード』(ブルー・スター・ボード)でも良いかも!とも思いました。(←つのだ☆ひろさんの完全パクリです。)
例えば、英語表記にして通称を付けるとすると「Orange star (board)」とか「Blue star (board)」となります。たぶん「Star orange」や「Star blue」よりも意味が通じそうです。形容詞が先なので!見た目のバランスも良いですし!
で、スターはなんだって言うと@logic_starさんのスターだって説明できる!(笑)
↑どうしてもこの要素を入れたいらしいです、わたくし。
海外販売の可能性を考慮して
ぼんやり考えていたのですが、海外に販売することも(あるいは代理店経由で?)考えておくと良いのでしょうか?例えばArduinoみたいに。ですから「きばん本舗」さんのロゴも・・・(いや、それはないですね。やりすぎやりすぎ。)
折角閃いてしまいましたのでお伝えするだけお伝えしておきます。@logic_starさん、このボードは絶対海外でもウケますって!
とにかくお二方、お心遣いに感謝します。
#
02 Jul 2010 . Edited: 02 Jul 2010
@shintamainjpです。先日御指摘させて頂いたSDカード挿入時の電源電圧ドロップについて対策回路を付けて追試してみました。
SD カード電源ラインにLを挿入する対策
今回実験した対策回路は以下のようになっています。
パターンカットを実施しコイル(47uH 0.36A)を挿入するというものです。
本来はこれに加えてC3側に100uFなどのコンデンサがあると理想的と思います。(が、今回はひとまず割愛しています。)
対策の効果測定(供給電源側)
トリガレベルを3.20[V]に設定し、供給側電源側(C3の電源)で測定しました。
上記に示す通り、何度microSDカードを挿抜しても、供給側電源電圧はドロップしなくなりました。(トリガ条件待ちのままということ。)
供給電源側の電圧ドロップはなくなりましたので対策の効果はありそうです。
テストプログラムによるアクセスも問題ありませんでした。(http://mbed.org/users/shintamainjp /programs/SDCARD_PFF)
対策の効果測定(microSD側)
では、この時にmicroSD側(C1の電源)はどうなっているのか気になってきます。これも測定しました。
microSDカード挿入直後は対策回路のLの働きにより電源が0[V]に落ちます。
Lは直流に対して低抵抗、交流(今回のケースで言うと突入電流)に対して高抵抗ですのでこれは想定どおりですね。
問題はオーバーシュートが+5.00[V]に達していること。これは気になります。
Lの値を適切に選択することで解決できるかもしれませんが、手元に他のLがないので試せてません。
関連
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01681/ (結構ピンが脆くてすぐにとれてしまいます。)
#
03 Jul 2010 . Edited: 06 Jul 2010
先ほどのSD カード電源ラインにLを挿入する対策に関連して追加調査しました。
SD カード電源ラインにLを挿入する対策(修正)
先ほどの提案を整理すると
- Lを電源供給ラインとmicroSDカード電源ラインの間に追加する。
- 電源供給側の電源ドロップがないことを確認した。
- microSDカード側は挿入時のドロップとオー場シュートがあることを確認した。
というものでした。
先の文書で私は「Lは直流に対して低抵抗、交流(今回のケースで言うと突入電流)に対して高抵抗ですのでこれは想定どおりですね。」と書きましたが、「ほんとか?」と自分で思いましたので追加調査することにしました。
追加調査の内容
- 電源供給ラインにキャパシタ(47uF)を追加で挿入する。
- microSDカード電源にキャパシタ(47uF)を追加で挿入する。
- 電源供給側とmicroSDカード側の電源波形を観測する。
修正した回路
追加した部品はC101とC102とL1です。C101とC102は既存の0.1uFのリードにチップコンデンサを付けました。
対策の効果測定
トリガを+3.20[V]に設定しmicroSDカードを数十回挿抜して観測しました。
上記のように、電源供給側、microSD電源側双方、ドロップなどの現象は確認できませんでした。
関連
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02058/
まとめ
3つの受動部品(L,C,C)の追加によりmicroSDカード挿入時におきる+3.3[V]電源電圧の降下を抑制できることを確認しました。
追記(2010/07/06)
電源ラインのL・・・。見る人が見ると気になりますよね。実は先日「Lを取ったらどうなるの?」と思って更に追試してみました。案の定、追加した2つのCのみで電圧降下を防いでいることを確認しました。
なんだか結果的に振り回してしまって申し訳ないです。ただ、特定のmicroSDでしか試せていませんので、別物だとまた現象が異なるかもしれません。
こんばんは。@kanpapaです。
ちょっと木曜日まで立て込んでいまして、その間評価できそうも無いです。
金曜日から復活しますので。すみません〜。
#
06 Jul 2010 . Edited: 06 Jul 2010
βテスタ各位。ご評価、レポートありがとうございます。本業でちょっとトラブルがあり、
お返事その他、遅れてすみません。今晩以降改めて行います。
7/4現在で認識してい対処の必要な課題は、以下の4点と認識しています。
- LCDの取り付け
- LCDコントラスト調整
- SD電源改善
- USBホスト
他の改善点としては、以下のとおりです。私の方でも検証改善を進めますが、何らか検証、ご提案しただけると嬉しいです。
- パルストランス接続
- ジャンパーピン改善
- シルク改善
- SDワーニング。@sentokiさんレポートの件
これらを7/11までに対処して回路FIXしたいと思いますので引続きご協力お願い致します。尚、当方での追試結果は逐次upします。
こんばんわ。MicroSDの件です。
なんどか抜き差しして、もういちど試した結果、無事書き込めました(txtファイルを生成しテキストを保存)。お騒がせして恐縮です。
ただ、コンソールには次のようなメッセージが出力されます。
This disk tastes funny! I only like 512-byte blo
最後が切れていますが(block?)、毎回このとおりになります。使用したMicroSDはpqiの2GBです。テストに使用したソースは次のURLに置きます。
http://mbed.org/users/funax/programs/LCD
追試したところ、ご提示いただいた、プログラムは動作させることができませんでした。SDFileSystem.cppとSDFileSystem.hを最新のものにしたところ動作しましたが、『This disk tastes funny! I only like 512-byte blo』の発生はありませんでした。microSDの種類やフォーマットに依存するのかもしれません。他のmicrSDを入手後、追試してみます。
#
06 Jul 2010 . Edited: 06 Jul 2010
This disk tastes funny!表示について
以前のSDFileSystemではセクタのブロックサイズは512バイトでなければならない実装上の制限があったのだと思います。
以前のコードを見ると
/* mbed Microcontroller Library - SDFileSystem
* Copyright (c) 2008-2009, sford
int SDFileSystem::_sd_sectors() {
// CMD9, Response R2 (R1 byte + 16-byte block read)
if(_cmd(9, 0) != 0) {
fprintf(stderr, "Didn't get a response from the disk\n");
return 0;
}
char csd[16];
if(_read(csd, 16) != 0) {
fprintf(stderr, "Couldn't read csd response from disk\n");
return 0;
}
// csd_structure : csd[127:126]
// c_size : csd[73:62]
// c_size_mult : csd[49:47]
// read_bl_len : csd[83:80]
int csd_structure = ext_bits(csd, 127, 126);
int c_size = ext_bits(csd, 73, 62);
int c_size_mult = ext_bits(csd, 49, 47);
int read_bl_len = ext_bits(csd, 83, 80);
if(csd_structure != 0) {
fprintf(stderr, "This disk tastes funny! I only know about type 0 CSD structures");
return 0;
}
int blocks = (c_size + 1) * (1 << (c_size_mult + 2));
int block_size = 1 << read_bl_len;
if(block_size != 512) {
fprintf(stderr, "This disk tastes funny! I only like 512-byte blocks");
return 0;
}
return blocks;
}
とあり、確かにブロックサイズが512バイトでなければ例のメッセージを出力するような実装になっています。
ちなみに最近のコードを見ると・・・。
/* mbed SDFileSystem Library, for providing file access to SD cards
* Copyright (c) 2008-2010, sford
int SDFileSystem::_sd_sectors() {
// CMD9, Response R2 (R1 byte + 16-byte block read)
if(_cmdx(9, 0) != 0) {
fprintf(stderr, "Didn't get a response from the disk\n");
return 0;
}
char csd[16];
if(_read(csd, 16) != 0) {
fprintf(stderr, "Couldn't read csd response from disk\n");
return 0;
}
// csd_structure : csd[127:126]
// c_size : csd[73:62]
// c_size_mult : csd[49:47]
// read_bl_len : csd[83:80] - the *maximum* read block length
int csd_structure = ext_bits(csd, 127, 126);
int c_size = ext_bits(csd, 73, 62);
int c_size_mult = ext_bits(csd, 49, 47);
int read_bl_len = ext_bits(csd, 83, 80);
// printf("CSD_STRUCT = %d\n", csd_structure);
if(csd_structure != 0) {
fprintf(stderr, "This disk tastes funny! I only know about type 0 CSD structures\n");
return 0;
}
// memory capacity = BLOCKNR * BLOCK_LEN
// where
// BLOCKNR = (C_SIZE+1) * MULT
// MULT = 2^(C_SIZE_MULT+2) (C_SIZE_MULT < 8)
// BLOCK_LEN = 2^READ_BL_LEN, (READ_BL_LEN < 12)
int block_len = 1 << read_bl_len;
int mult = 1 << (c_size_mult + 2);
int blocknr = (c_size + 1) * mult;
int capacity = blocknr * block_len;
int blocks = capacity / 512;
return blocks;
}
とあり、実装上の改善がされていることを確認できます。
昔のバージョンの実装では、FATファイルシステムフォーマット時のブロックサイズによってメッセージが出たり出なかったりすると思います。
当該SDカードを使ってアロケーションユニットサイズを変更してフォーマットしてみて、現象再現を制御できればビンゴ!ということになるかもしれません。
いずれにせよ、電気的な問題ではなく、論理的な問題ですのでボードとしては問題ないと思います。
そろそろベースボード用ライブラリを整備しましょうか!みんなで!(笑)
#
06 Jul 2010 . Edited: 06 Jul 2010
SDカードのポートアサインについて
SDカードのポートアサインですが、SPIとCSをp5, p6, p7, p8と続きピンにするのはいかがでしょうか?
メリット
- シリアルポートを空けることができる。2系統のシリアルポートを使いたい人にとって嬉しい結果になります。
- SPIのSCKを空けることができる。もう1系統SPIを使いたい人にとって嬉しい結果になります。
デメリット
上記のバランスと思いますが、いずれにせよSDFileSystemのコンストラクタでピンを指定しますから、わざわざシリアルポートを潰さなくても良いかな?と思いました。
いや、実は2系統のシリアルを使いたい用件もあったりするので(汗)
みなさんはどう思いますか?
#
07 Jul 2010 . Edited: 07 Jul 2010
@nxpfanです.
最新(と思しき)関連ライブラリを集めてみました.sample_collection_for_starboard_orange
とりあえず,これらのライブラリを用いて一連のテスト(と言ってもTextLCD,SD_card,Ethernetだけですが)を実行できるようにしあります.
TextLCD
まずTextLCDですが最新のCookbookに掲載されているものを使用しました.
このライブラリでは20x4サイズのLCDが正式にサポートされており,今後の使い勝手を考えるとこちらの物が良いかな...と.
ただ,前にも書きましたが液晶のRWピンがGndに接続されていることが前提となっているため,古いものとの互換性がありません.
試しに現行ベータ基板のまま動作するか確認のために,以下のようなコードを作って動作させて見ましたが,やはりうまくいきませんでした.
TextLCD lcd( p24, p26, p27, p28, p29, p30 ); // rs, e, d0-d3
DigitalOut rw_pin( p25 );
...
main()
{
rw_pin = 0;
...
lcdインスタンスの作成と同時に初期化のためのLCD内レジスタへのアクセスが行われるため,RW(p25)がlowとなっていないと不具合が出ます.
逆にlcdの宣言の前にDigitalOut rw_pin(p25)を宣言するとうまくいくようですが,これはDigitalOutクラスライブラリの実装に依存するものと思われるので,あまり推奨できないと思います.
是非ジャンパピンの追加(RWピン接続をp25かGndで選択)をお願いしたいです.
上の写真は最新のTextLCDライブラリを用いて20x4の液晶表示を行ったところ.p25は基板裏でGndにショート
TextLCD lcd( p24, p26, p27, p28, p29, p30, TextLCD::LCD20x4 );
SDカード
SDカードについては@shintamainjpさんのピン接続変更に賛成です.自分もブレッドボードで接続する際には
SDFileSystem sd(p5, p6, p7, p8, "sd");
としていました.
配線もこのようになっていると親切だと思います.
Ethernet
Ethernetの接続はみなさんTwitterを使われる例が多いようですが,あえてHTTPサーバを用いてます.これであればInternetへの接続が無くてもPCと直接つないで接続を確認できます.
コード内にオプションスイッチを設け,固定IPに設定も可能なようにしてあります.
その他: パルストランス入りRJ45の配線
これについてはmbed側の基板でほとんどの回路が組まれており,あえてトランスの中点を電源に接続せずともある程度問題ないのだと思われます.
ただしかし
- 今後どのようなユーザが出てくるかわからないこと
- 必要な回路は大きくない(トランスの中点を3.3Vに,デカップリングを設ける)だけ
なので,次のバージョンでは実装されてはどうでしょうか?
mbed回路図から
DP83848Jのデータシートから
いろいろ希望を(いつものように)書きましたが,よろしくお願いします.
各位、レポートありがとうございます。本業でトラブッっておりまして、動き遅くすみません(^^;
SDのCSアサインについては、追試して問題がなければ変更します。他にLCDのアサインについてもCAN I/Fをつぶしてしまっていたりと、怪しいアサインの部分は改造ができるようにパターンカット&ストラップできるように設計しています。当初あくまでもユーザーターゲットとして、知識のあるユーザーが自由に改造して使うことを念頭においたためこのような設計にしましたが、完成品を望むユーザーも多いようなので、コンセプトの変更が必要そうですね。
一方、LCDのRW制御については、LCDステータスを全く見ず制御するライトオンリーモードは、どんなLCDおよび電源電圧による処理時間の増減に対応するためウェイト時間を長めにとらないといけないので、あまり好きな方法ではありません。本ベースボード用のオリジナルライブラリを作成し対応したいところです。設定ピンとのコスト見合いで決定したいと思います。
#
09 Jul 2010 . Edited: 09 Jul 2010
mbed Breakout Boardに関連して
今日はmbed Breakout Boardに関連して@logic_starさんのベースボードで気に入っている点を挙げます。
気に入っている点
- とにかくインターフェースを付けるだけで色々できそうなところ。例えば、シリアルカメラを付ければ「はい!できあがり!」
- LCDが付いている!ネットワーク接続などを考えると「もう。初めから付いていて!」と思う。そしてベースボードには付いている!(笑)
- ちゃんと基板の四隅に穴が!支柱で立てるの大好き。
mbed Breakout Boardとの関係
今回のベースボードに関して言うと、@logic_starさんが当初考えていた「改造して使う基板」というよりも、「すぐに使える基板」というのを期待してしまう仕上がりになっています。LCDまで付いていて「自分の欲しいアノ機能」さえ付ければプロトタイプのできあがりという所まで基板に含まれているという点に尽きるかもしれません。そういう意味ではmbed Breakout Boardとは補完関係を築けるかもしれません。(となるとピン配置まで気になってくるから、考えないほうが良い?)
それはさておき、私もmbed Breakout Boardがmbed blogに掲載されたときに見まして「あぁ、このコンパクトな感じ良いなぁ」と思いましたが、「ベースボードに期待する内容とどう違うの?」と考えた時に、皆が考えてしまう「すぐに使える」感じがもしかしたら違うのかも、と思いました。LCDがあると稼働状態を表示できますので、何かと安心感がありますよね。
レジスト色・・・派手に黄色にするとか・・・?(笑)
このレポートの意図
- 他のテスタさんがどんな風に感じたのかを知りたいため。
- @logic_starさんを励ますため!(笑)
おはようございます。@kanpapaです。
mbed Breakout Boardの感想ですが、確かにコンパクトですが、本当に外部端子だけを付けましたという感じで、これと何かを組み合わせて使うことになるんだろうなと思います。この基板ごとブレッドボードに差せちゃうと便利かなとおもったりします。
それに比べて★ボードはLCDも電源端子もついていますし、このままですぐ使える基板なのかなと思います。こちらのほうが初心者向けかなと。
そういうわけでコンセプトも違いますし、自信をもって進めていいと思います。
βテスタ、各位
本業多忙のためレポートいただきながらレスポンス遅く申し訳ございません。今晩検討状況他、ご連絡させていただきます。よろしくお願い致します。
@shintamainjpさん、@kanpapaさん、励ましのお言葉!?ありがとうございます。先にリリースされちゃったな感はありますが、皆様のご協力でより良いものが出来ると思っていますので、継続して進めていきますのでよろしくお願い致します。
おはようございます kimio_kosaka です。 レポート遅くなり申し訳ありません。高校生~高専生向けの組み込み実習教材の視点からコメントします。
- 電源ショート対策のポリスイッチ(リセッタブルヒューズ)が欲しいです。(外付け実験回路側で電源ショートさせる学生多し)
- SDカードソケットへのラインはピン接続方式が便利だと思います。
- LCDへのラインがカットできるようになっていますが不要なときはLCDそのものを外せば良いのでTP8-TP18のところのカットパターンは省略しても良いのではないでしょうか。
- コントラスト調整の多回転半固定抵抗器は不便です。一般的な半固定抵抗器(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02470/)で良いのではないでしょうか。
- mbedをさすソケットを右側(RJ45側)に50mil,RJ45ソケットを下側(DCジャック側)に100milズラすとmbedとのUSBソケットとRJ45ソケットが干渉してmbedがキチッと収まらないので逆差しをユーザに警告できます。
- ユニバーサル基板部分が17×5ですが横20穴あるとうれしいです。
- ユニバーサル基板部分の至近に電源パッド(ランド)があるとうれしいです。
- mbedをさすところが2列ソケット+外側にもう1列あるのはナイスです。外側に1列のピンヘッダを実装し2.54mmピッチのコネクタを使って信号を取り出して外部の実験回路に接続しています。
@shintamainjpです。
もう後は運を天に任せるのみ!・・・あっ、LCD電源入れ替え用2x2ピンヘッダ・・・(笑)
@kimio_kosakaさん、お忙しい中、レポートありがとうございます。以下、頂いたフィードバックに対する検討案です。
- 電源ショート対策のポリスイッチ(リセッタブルヒューズ)が欲しいです。(外付け実験回路側で電源ショートさせる学生多し) ⇒ 当初、検討致しましたが適切な電流値の設定が難しいのと、ポリスイッチはトリップタイムが比較的長いので、ショート保護にはあまり効果がない可能性がありますので、mbed内蔵の電流制限回路、外付けACアダプタの電流制限保護回路依存としました。パターンカットでポリスイッチを実装できるか検討します。
- SDカードソケットへのラインはピン接続方式が便利だと思います。⇒ ピンアサインを自由にするためでしょうか?その場合は、内蔵のものは使わず、拡張ヘッダー部分での接続ではダメでしょうか?
- LCDへのラインがカットできるようになっていますが不 要なときはLCDそのものを外せば良いのでTP8-TP18のところのカットパターンは省略しても良いのではないでしょうか。 ⇒ LCDのパターンカットは、LCDを使いたいが、別のポートを利用したい場合の改造用です。例えばCAN I/Fを使いたいので、LCD制御線を他のピンへアサインする場合など。
- コント ラスト調整の多回転半固定抵抗器は不便です。一般的な半固定抵抗器(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP- 02470/)で良いのではないでしょうか。 ⇒ ご指摘のものとは異なりますが、( http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-03283 )に変更予定です。
- mbedをさすソケットを右側(RJ45側)に50mil,RJ45ソケットを下側 (DCジャック側)に100milズラすとmbedとのUSBソケットとRJ45ソケットが干渉してmbedがキチッと収まらないので逆差しをユーザに警 告できます。 ⇒ 検討させていただいたのですが、サイズ的に難しそうです。シルクの改善など検討します。
- ユニバーサル基板部分が17×5ですが横20穴あるとうれしいです。 ⇒ LCDの取付穴との関連で可能なら対応します。
- ユニバーサル基板部分の至近に 電源パッド(ランド)があるとうれしいです。 ⇒ 検討します。
- mbedをさすところが2列ソケット+外側にもう1列あるのはナイスです。外側に1列の ピンヘッダを実装し2.54mmピッチのコネクタを使って信号を取り出して外部の実験回路に接続しています。 ⇒ ありがとうございます。よろしければ応用例のお写真などupしていただけると嬉しいです。
以上すべて盛り込めないかも知れませんが検討させていただきます。よろしくお願い致します。
@shintamainjpさん、2×2については、忘れていたわけでないのですが、2×2のジャンパーピンの入手性と3Pピンのヘッダーピンに統一して部品の種類を低減するために見送らせていただきました。折角のアイデアなのに申し訳ありません。他のアイデアについては追試の上、採用させていただきました。
ボード名称について(ご意見募集)
既にスレッドでご提案いただいていますが、名称は『☆board』を採用させていただきたいと思います。☆の白抜きは私の趣味です。種類、versionを表す色との組合せが良いと思いますが、どれが良いでしょうか?
- Orange☆board (英語の文法的に)
- ☆board Orange (☆boardという通称にVersionを意味する Orangeを付加)
- ☆Orange board
レジスト色:現在のオレンジ色は、『きばん本舗』さんの強い思いによるものですが、他にこの色が良いなどご意見があったらお願い致します。Webカラーのように24ビット指定できるらしいですが、シルク色との兼ね合いもありますね。
以上2点のご意見ぜひお願い致します。
@shintamainjpさん、2×2については、忘れていたわけでないのですが、2×2のジャンパーピンの入手性と3Pピンのヘッダーピンに統一して 部品の種類を低減するために見送らせていただきました。折角のアイデアなのに申し訳ありません。他のアイデアについては追試の上、採用させていただきまし た。
おっしゃるとおりコストとの兼ね合いは重要ですよね。了解です!
#
20 Jul 2010 . Edited: 20 Jul 2010
ボード名称について
「☆ボード」の方が通称として通りやすいかもしれませんね。当初私は1番を押していましたが・・・。(笑)
バージョンとして色を付けるなら語義を考慮して(orange)といった表記でしょうか・・・。
ボード色について
先日の先に出ちゃった基板と思いっきり違う色にするとか?
例えば☆にちなんで黄色!に一票。あれ?シルク色は??
#
20 Jul 2010 . Edited: 20 Jul 2010
すみません.間違ってポストしてしまいました.この書き込みのエントリーって,オーナーさんからなら消せるでしょうか?ごめんなさい.
@nxpfanです,
いろいろ勝手なお願いをしたにも関わらず,お忙しい中,その内容を反映いただきありがとうございます.お疲れ様です.
名前の意見募集について.「2. ☆board Orange」が最も理にかなっているように思います.『「port」をたくさん装備した「starboard」』って(前にも言いましたが),ちょっとヒネってる感じがしますし,「Orange」がバージョンを示すのは将来の展開を感じさせます.
色はこのままのオレンジがいいです.基板によくある緑に対していいコントラストになること.よく目立って店頭や展示会などでも映えると思います.
@kanpapa です。
私も2. ☆board Orangeが良いかなと思います。☆board Orange, ☆board Green, ☆board Blackなどなど出てくるのかなと今から楽しみです。
今回はこのままOrangeでよいのではと思います。まずは目立ちましょう!
最終図面をβテスタの皆様にメールさせていただきました。ご確認よろしくお願い致します。
@shintamainjpです。
電気図面、基板設計共に以下のように確認しました。
- microSDカードの電源ラインについて → C11(10uF)が追加された。
- 簡単に電源とグランドを入れ替えるピンヘッダの提案 → コスト低減のため実施なし。
- microSDカードコネクタと穴が近くて大きなスペーサやねじは使えないかも → microSDコネクタが移動したので問題ない。
- 電源コネクタの傍に「電源電圧」と「極性」の表記があると良い → 追加された。
- LCDのマウントはがっちりを希望 → ねじ穴が1つ追加された。
- @logic_starさんの表記がmbedを載せると見えない → 基板本舗さんの近傍に配置された。
- LCD のコントラスト調整について → 可変抵抗が変更された。
- ボードに通称が付くようにするための工夫 → ボードにシルク表記が追加された。
- SDカードのポートアサインについて → 変更された。
以上は@shintamainjpがβテスタとしてこちらにレポートした内容とその対応確認結果です。(網羅範囲を確認する意味で列挙しておきました。)
@logic_starさんの寛大な対応に心から感謝しております。実際、βテスタとはいえ煩い事を並べ立てて非常に申し訳ない思いもありました。お忙しい中での的確な対応、非常に苦労なさったのではないでしょうか。また、βテスタの皆様には是非どこかで一度お会いしたいです。この評価プロジェクトでは皆様の意見や考え方に大きく刺激を受けました。この場を借りてお礼申し上げます。
@shintamainjpさん、こんばんは!
修正点のご確認ありがとうございました。@shintamainjpさんからは多くの貴重なご意見、ご提案をいただき感謝しております。βテスタの方々とお会いしたいですね。東京近郊の方がほとんどと思うので、基板が出来たらはんだづけカフェで組立会開催とかも良いかもです!MTM06では共同のブースを出すとか!^^
@logic_startさん
基板の発注完了ということでお疲れさまでした。余りお役に立てなかったように思いますが、
☆orange boardの組み立てや活用例などをblogにアップしていきたいと思います。
もし、組み立てマニュアルとかの作成予定があるようでしたら、こちらもご協力いたします。
☆orange board基板完成まで間、もう一台分のパーツは準備しておこうと思います。
よろしくお願いします〜
@nxpfanです
基板の送付,ありがとうございました.今朝受け取り,早速部品を取り付け,動作の確認を行いました.
結果はとても良好です.
前回試用したテスト用のプログラムを用い,TextLCD,SDカード,USBストレージ,Ethernet(HTTP_server)の動作をさせ,すべて問題なく動作することを確認しました.前回のコードからUSB部分をenableし,若干の変更を加えたコードがありますのでpublishしておきますstarboard_orange_samples.こちらのTextLCDの実験は新設のRW信号用ジャンパをGND側にして行いました.
裏に取り付けるバッテリも問題ないことを確認しました.前回のLPC1768内RTCとTextLCDを用いた時計プログラムRTC_LCD__starboard_orangeを用いました.
DC入力端子も良好です.
この他,今回気づいた点を記します...私の取り付け方法の問題かもしれませんが,TextLCDの固定ねじの位置が若干ずれているような感じがするのと,用いるスペーサの長さをうまく調整する必要があるかも知れません.しかしこれは大きな問題ではありません.非常に良いボードが出来たと思います.
重ねてありがとうございました!
@nxpfanです.昨日は有難うございました.
さて,昨日の報告のアップデートです.TextLCD固定についてですが,「ネジの西川」(西川電子部品)で買った12mmのスペーサを使ってみたところ具合がいいです.
TextLCD側の切り欠き部に,3mmのネジは若干狭いのですが,でもうまく位置を合わせるとピッタリです.
☆board(横から).TextLCD,基板四隅に取り付けたスペーサはすべて12mmのもの
@kiban_honpo で御座います。皆様には大変お世話になっております。
LCD固定のスペーサーですが、M3のネジでは大きすぎるのと、高さが中途半端なため、ご不便をお掛けしております。
@nxpfan様もご検討して頂き有り難うございました。
現在、M2.6 高さ11mmのジュラコンスペーサーを発注していますので、実験の上、結果を御報告させて頂く予定です。
M2.6にすれば、取付穴も気持ち右側に寄せる事が可能ですので、@nxpfan様ご指摘のズレも解消出来ると思います。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
お世話になってます
スペーサー 廣杉計器製 ジュラコンスペーサー M2.6×11mm AS-2611
ネジ 〃 ポリネジ M2.6×5mm PC-2605
で高さも、径もぴったりでした
ボード側はM3で空けていますので、ワッシャーがないと心許ない感じですが
通常運用には問題ないかと思います
廣杉計器さんの通販は、50個以上のオーダーになりますので、実装基板は勿論、基板単体でのご注文時にも
同梱させて頂くことにします
以上御報告です
#
21 Aug 2010 . Edited: 21 Aug 2010
@kanpapaです。
ずいぶん遅くなってしまいましたが、先週足りないパーツを秋葉原で買ってきましたので、
お送りいただいた基板を組み立てました。
パーツはこんな感じで、頂いた部品表の実装済○のみをハンダ付けしました。
LCDやジャンパーピンは旧ボードからの流用になります。
組み立ては特に問題は無かったです。miniSDスロットのハンダ付けもコテ先が細ければ
すっと流れてくれました。
LCDの固定部分はネジがやや斜めになってますが固定はできています。これはM2.6のネジを見つけることにします。
ジャンパーは以下のように設定しました。
J1 2-3 (+5V)
J2 2-3 (GND)
J3 1-2 (VLCD)
J4 2-3 (GND)
J5 2-3 (GND)
すでに@nxpfanさんがテストプログラムをpublishいただいていますので、それを動かして動作確認をしました。
動作確認中の様子です。すべてOKとなりました。
せっかくUSBホストの機能ができたのでいろいろ遊んでみたいと思います。
Helo all~ Thank you all share the experiment!
i very love the board orange design and i will make it my-self design.Thank you!
By the way, i have a question about D3-整流用ショットキーバリアダイオード 1S3,
FUSE, PTC RESET, 6V, 750mA, RADIAL
- Operating Voltage:6V
- Holding Current:0.75A
- Tripping Current:1.3A
- Initial Resistance Max:0.175ohm
- Initial Resistance Min:0.11ohm
- Resistance R1:0.23ohm
- If i used MF-PSMF075x-2 instead of it~can i get well protection/power supply for the circuit?
-
MULTIFUSE, 0805, 0.75A
Operating Voltage:6V
- Holding Current:750mA
- Tripping Current:1.5A
- Carrying Current Max:40A
- Initial Resistance Max:0.35ohm
- Would you give me any advice - how to design/choice this part?~Thank you!
- i'm David Lam(Hong Kong) -davidkit2010@yahoo.com.hk
- i looking forwards any reply with me, Thanks all!~
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ベータテスタの@nxpfanです.
本日ベータテスト用基板が届きました.ありがとうございます!
早速いくつか動かしてみました。以下はその報告です.(添付いただいたコネクタ,LCD,電池ホルダ,ダイオードなどすべて実装して実験)
MicroSDは既に試験されたようなので,本日は割愛.
以降は,本日初めて使わせていただいた所感と情報を拝見した感想を列挙します.
いろいろ希望を書いてしまいましたが,ぜひご検討いただければと思います.
よろしくお願いします.