GR-PEACHハード的な要望など
GR-SAKURA、Aruduino UNO R3とGR-PREACHを比較した結果です。
以下に比較検討、結果を記します。
- Aruduino互換ピンについてGR-SAKURA、Aruduino UNO R3と比較
1.電源コネクタがAruduino UNO R3と異なる。
Aruduino UNO R3回路図
GR-PEACH回路図
IOREFなんで、異なっている事を認識していればいいと思います。LPC82x Xpresso v2などはGR-PEACHと同じです。
2.リセットピンがジャンパーで分離できない。
GR-SAKURAだとJ17で分離できるようになっています。
折角、GR-SAKURAで破損に対して考慮されている設計が反映されていないはもったいないです。
3.I2C(1CH,3CH)にプルアップ抵抗、ダンピング抵抗が付いている。
オープンコレクタ出力なので付いているのでしょうか。
ちなみに、Aruduino UNO R3は有りません。
4.I2C(1CH)とAD4,5が分離している。
Aruduino UNO R3は電気的に接続されていて、共用です。
これは議論の余地があると思います。いまのままだとポートが2本増えるメリットが有ります。
5.UARTがあるコネクタの並びがGR-SAKURAと異なる。(RXD6,TXD6)
GR-SAKURAピンアサイン
GR-PEACHピンアサイン
出来れば合わせていただくと、GR-SAKURA用シールドが動くかもしれません。
※そのほか、Aruduino互換ピン以外についてはGR-SAKURAと異なっていてもしょうがないと思います。
1.microB USBコネクタからの電源供給
プロデューサミーティングでも発言しましたが、マイコンの消費電流が400mA近くあるのでmicroB USBコネクタからの電源供給が追い付かない場合がある可能性があります。将来USB HOSTを使う様になればなおさらです。
そこで、注意書きとして、「消費電流が多い部品を付ける場合は、VINからの供給も同時に行って下さい。電源仕様はは5.5~12V 2A以上」という文言を入れておくというのはいかがでしょうか?
注意書きがなく、パソコン本体を壊してしまった場合、電流を多く流す用途の人はおおむね技術力が高い人なので、その人から見限られ、地雷認定されるかもしれません。
2.RGB LEDにつながっているポートの吸い込み電流
RGB LEDの各VFはR=2.1V、G=3.1V、B=3.0Vです。
データシート(http://www.rohm.co.jp/web/japan/products/-/product/SMLP34RGB2W)
回路図は下図になります。
IFを計算すると、
IF_R=(3.3-2.1-0.4)/150=5.3mA
IF_G=(3.3-3.1-0.4)/100=計算上はマイナスなるが、たぶんそんなに流れない
IF_G=(3.3-3.0-0.4)/620=計算上はマイナスなるが、たぶんそんなに流れない
(0.4Vはポートに2mA流れたときの出力ローレベル電圧
赤につながっているポートに5.3mA流れている計算になります。ポートが壊れる可能性があります。
3.USER LEDにつながっているポートの吸い込み電流
USER LEDのVFはR=2.2Vです。
データシート(http://www.rohm.co.jp/web/japan/products/-/product/SML-D12U8W)
回路図は上図です。
IFを計算すると、
IF_USER=(3.3-2.2-0.4)/220=3.2mA
USERにつながっているポートに3.2mA流れている計算になります。ポートが壊れる可能性があります。
5V電源にしてFETでLEDをON/OFFするようにすれば、ピンの論理とも合っていいかなと思いますがコストという面も有りますので、対応はお任せします。
GR-PEACHハード的な要望など
GR-SAKURA、Aruduino UNO R3とGR-PREACHを比較した結果です。
以下に比較検討、結果を記します。
1.電源コネクタがAruduino UNO R3と異なる。
Aruduino UNO R3回路図
GR-PEACH回路図
IOREFなんで、異なっている事を認識していればいいと思います。LPC82x Xpresso v2などはGR-PEACHと同じです。
2.リセットピンがジャンパーで分離できない。
GR-SAKURAだとJ17で分離できるようになっています。
折角、GR-SAKURAで破損に対して考慮されている設計が反映されていないはもったいないです。
3.I2C(1CH,3CH)にプルアップ抵抗、ダンピング抵抗が付いている。
オープンコレクタ出力なので付いているのでしょうか。
ちなみに、Aruduino UNO R3は有りません。
4.I2C(1CH)とAD4,5が分離している。
Aruduino UNO R3は電気的に接続されていて、共用です。
これは議論の余地があると思います。いまのままだとポートが2本増えるメリットが有ります。
5.UARTがあるコネクタの並びがGR-SAKURAと異なる。(RXD6,TXD6)
GR-SAKURAピンアサイン
GR-PEACHピンアサイン
出来れば合わせていただくと、GR-SAKURA用シールドが動くかもしれません。
※そのほか、Aruduino互換ピン以外についてはGR-SAKURAと異なっていてもしょうがないと思います。
1.microB USBコネクタからの電源供給
プロデューサミーティングでも発言しましたが、マイコンの消費電流が400mA近くあるのでmicroB USBコネクタからの電源供給が追い付かない場合がある可能性があります。将来USB HOSTを使う様になればなおさらです。
そこで、注意書きとして、「消費電流が多い部品を付ける場合は、VINからの供給も同時に行って下さい。電源仕様はは5.5~12V 2A以上」という文言を入れておくというのはいかがでしょうか?
注意書きがなく、パソコン本体を壊してしまった場合、電流を多く流す用途の人はおおむね技術力が高い人なので、その人から見限られ、地雷認定されるかもしれません。
2.RGB LEDにつながっているポートの吸い込み電流
RGB LEDの各VFはR=2.1V、G=3.1V、B=3.0Vです。 データシート(http://www.rohm.co.jp/web/japan/products/-/product/SMLP34RGB2W)
回路図は下図になります。
IFを計算すると、
IF_R=(3.3-2.1-0.4)/150=5.3mA
IF_G=(3.3-3.1-0.4)/100=計算上はマイナスなるが、たぶんそんなに流れない
IF_G=(3.3-3.0-0.4)/620=計算上はマイナスなるが、たぶんそんなに流れない
(0.4Vはポートに2mA流れたときの出力ローレベル電圧
赤につながっているポートに5.3mA流れている計算になります。ポートが壊れる可能性があります。
3.USER LEDにつながっているポートの吸い込み電流
USER LEDのVFはR=2.2Vです。 データシート(http://www.rohm.co.jp/web/japan/products/-/product/SML-D12U8W)
回路図は上図です。
IFを計算すると、
IF_USER=(3.3-2.2-0.4)/220=3.2mA
USERにつながっているポートに3.2mA流れている計算になります。ポートが壊れる可能性があります。
5V電源にしてFETでLEDをON/OFFするようにすれば、ピンの論理とも合っていいかなと思いますがコストという面も有りますので、対応はお任せします。