(19)トラ技mbedでポテンションメータ(MCP4018ライブラリ)
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(19)MCP4018(MCP4018 library)
概要
- MCP4018用の制御ライブラリです。
- 2つの付録基板を活用します。
- トランジスタ技術2014年2月号の付録基板(実験基板)
- トランジスタ技術2014年3月号の付録基板(トラ技mbed)
- 実験基板は表示機として使用します。LPC810は外しておきます。
MCP4018モジュール
- MCP4018のピン間隔は0.65mmなので、SOPのICピン変換基板を利用しました。
- 端子のmbed風表記です。
仕様(spec.)
- MCP4018はポテンションメータです。簡単にいえば可変抵抗です。
- 電圧を可変したり、オペアンプの増幅度を可変する用途です。
- 分解能:7ビット(0-127)
- 抵抗値:Rw=10K/127xN+75
- 7ビットのデータで抵抗値を変更できます。
- 精度はあまりよくありません。
- 基準抵抗10K(±20%)に電源電圧で変動する最低抵抗があるため、ズレを生じます。
MCP4018メンバー関数
関数名 | 用途 | 引数 | 戻り値 |
MCP4018 mcp4018(P0_5, P0_4) | インスタンス生成 | SDA, SCL | - |
MCP4018 mcp4018(i2c) | インスタンス生成 | i2c | - |
mcp4018.put(n) | データ | unsigned char | void |
- インスタンス生成はどちらかの方法で行います。i2cを継承することもできます。
- nの値で抵抗値を設定します。
mbedソフトウェア
- サンプルプログラムはmbed_MC4018です。
- mbed_MCP4018_LPC11U35_501.binを書き込みます。
トラ技mbedのプログラム書き込み方法
- ISPボタンを押しながらRESETをON/OFFします。
- PCにUSBストレージとして認識されます。
- firmware.binを削除します。
- バイナリファイルをコピーします。
- RESETを押します。
接続
- MCP4018のVDD(1)をmbedの3.3Vに接続します。
- MCP4018のVSS(2)をmbedのGNDに接続します。
- MCP4018のSCL(3)をmbedのSCLに接続します。
- MCP4018のSDA(4)をmbedのSDAに接続します。
著作権と免責事項
- 個人利用に限定され、著作権者の許可なく商用利用できません。
- 直接間接に関わらず、使用によって生じたいかなる損害も筆者は責任を負いません。
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