(3)トラ技mbedで気温センサー(ADT7410ライブラリ)

(3)ADT7410(ADT7410 library)

概要

  • ADT7410用の制御ライブラリです。
  • 2つの付録基板を活用します。
  • トランジスタ技術2014年2月号の付録基板(実験基板)
  • トランジスタ技術2014年3月号の付録基板(トラ技mbed)
  • 実験基板は表示機として使用します。LPC810は外しておきます。

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仕様(spec.)

  • ADT7410は温度センサーです。
  • 測定範囲:-40℃から105℃
  • 精度:±0.5℃
  • データ:16ビット
  • 16ビットデータを128で除算すると温度になります。

ADT7410メンバー関数

関数名用途引数戻り値
ADT7410 temperature(P0_5, P0_4)インスタンス生成SDA, SCL-
ADT7410 temperature(i2c)インスタンス生成i2c-
temperature.value()温度データvoidint
  • インスタンス生成はどちらかの方法で行います。i2cを継承することもできます。

mbedソフトウェア

  • サンプルプログラムはmbed_DEMOです。
  • mbed_DEMO_LPC11U35_501.binを書き込みます。

トラ技mbedのプログラム書き込み方法

  1. ISPボタンを押しながらRESETをON/OFFします。
  2. PCにUSBストレージとして認識されます。
  3. firmware.binを削除します。
  4. バイナリファイルをコピーします。
  5. RESETを押します。

接続

  • ADT7410の3.3Vをmbedの3.3Vに接続します。
  • ADT7410のGNDをmbedのGNDに接続します。
  • ADT7410のSCLをmbedのSCLに接続します。
  • ADT7410のSDAをmbedのSDAに接続します。

著作権と免責事項

  • 個人利用に限定され、著作権者の許可なく商用利用できません。
  • 直接間接に関わらず、使用によって生じたいかなる損害も筆者は責任を負いません。


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