StarBoard Orange : "Application example No.5 : Make a expansion board!"

Sorry, this is under construction.

Wait a moment please.

Languages

日本語版はこちら : ☆ボードオレンジ:「活用事例5:あなた専用の拡張基板を作ろう!」

拡張性を最大限に考慮したStarBoard Orange

StarBoard Orangeはプロトタイピングツールとして設計されたmbed NXP LPC1768(以下mbed)を便利に活用するために、設計されたmbed用ベースボードです。

StarBoard Orangeさえ用意すれば、プロトタイピングで必ず欲しくなるようなインターフェース(LCD、マイクロSDカード、LAN、USB)が即座に揃います。mbedを使った様々なアプリケーションを、簡単便利に実現することが可能になります。

また、StarBoard Orangeはユーザによる拡張も予め考慮されています。ここではStarBoard Orangeの持つ優れた拡張性能について触れたいと思います。

StarBoard Orange基板にあるユーザスーペース

StarBoard Orange基板には20列x5行のスルーホール領域が設けられています。

用途に応じて実験回路を実装し、ジャンパを使ってmbedと接続することで、様々な活用方法に発展させることができます。

このユーザスペースは実際の使用を考慮して、+5.0[V]と+3.3[V]の電源ピンも配置されています。

ユニバーサル基板のドッキングに対応

StarBoard Orange基板にあるユーザスペースに入りきらない規模の回路の場合、StarBoard Orangeにユニバーサル基板をドッキングして使用することができます。

StarBoard Orangeの基板外形はサンハヤト株式会社の製品、ICB-293シリーズ(2003年以降のモデル)と同一になるように設計されています。ドッキング した時には、ユニバーサル基板とユーザスペースのスルーホール穴位置がぴったり合致するというコダワリの設計。ユーザによる拡張を最大限に考慮した設計に なっています。

また、ユニバーサル基板上にピンヘッダを立てるだけで、mbedの信号を直接取り出すこともできます。

「StarBoard Orangeをもっと綺麗に拡張したい!」というあなたへ

ユニバーサル基板を使って追加回路を実装するのは良いのですが、実装が綺麗に仕上がらないために、完成時の満足度が低下するのは少々もったいない気がします。

また、せっかくコンパクトにまとまっていたmbedとStarBoard Orangeの世界が、ユニバーサル基板によって可搬性などが損なわれてしまっては、がっかりするばかりです。
mbedの高性能プロセッサを活用したアプリケーションを考える場合には、追加回路でDIP部品ばかりが使用できるとは限りません。ARMプロセッサとFPGAによるシステム構築なんかも興味がありますよね?

基板設計によるStarBoard Orangeの拡張事例

上記をふまえて、ここでは基板設計によるStarBoard Orangeの拡張事例を御紹介します。単なるプロトタイピングの領域から一歩離れて、オリジナリティ溢れる作品への発展が可能になる事例です。今回の拡 張基板は、ユニバーサル基板と同様にStarBoard Orangeにドッキングして使うことのできるものとして設計しました。

StarBoard Orangeに搭載された便利な標準インターフェースをそのまま使用するように基板設計を行えば、独自アプリケーションの追加にのみ作業を集中させること ができます。また、ユニバーサル基板上に構築するよりも実装面積を高められますので、様々な機能を盛り込んだ自分だけのmbed開発用基板を手に入れるこ とが可能になります。

下の写真を見て下さい。

必要な機能を搭載した拡張基板を取りつけてもコンパクトな開発環境が維持されていることがわかります。

今回設計した拡張基板は、右の図にもあるように、沢山の機能を1枚の基板に集約したものです。

mbedとStarBoard OrangeとExpansion Boardの機能を集結させれば、様々な応用事例が簡単に、コンパクトに実現できてしまいます。

あなたもStarBoard Orangeを使って、高性能32ビットプロセッサの世界を体験しながら、様々なアプリケーション構築を一緒にチャレンジしてみませんか?

まとめ

StarBoard Orangeの優れた拡張性を活用して、基板設計による応用事例を御紹介しました。
応用事例で実装したEagle用ライブラリはどこかで公開予定です。フォローミー。@shintamainjp


0 comments

You need to log in to post a comment