mimic 使ってみた。

mimic 使ってみた

六望 風クンから 「mimic 使ってみたら?」 と言われたので使ってみた。

mimic の詳細はこちらを参照。

https://mbed.org/users/nyatla/code/MiMicRemoteMCU-for-Mbed/

インストール

MiMicRemoteMCU-for-Mbed の bin を mbed に入れてリセット。

mimic の工場出荷時のIPアドレスは 192.168.0.39 だが、あいにくネットワークのセグメントはちょと違う。

mimic.cfg に IP アドレスを書いて、mbed の ルートに置けば IP アドレスが変わるとのこと。

なので、やってみたがIPアドレスは変わらなかった。

仕方がないので、PCのIPアドレスを 192.168.0.x に変えて、192.168.0.39 でアクセスして Setting で DHCP に設定したところ、次からはちゃんと DHCP で接続するようになりました。

その後、再度 mimic.cfg を作って試したところ上手くいきました。

何が原因だったんだろう。タイミング?

使用感

イイですね。 mbed を Webサーバとして使いたかったので、ちょうどいいです。 以前作った HTTPRCPサーバより、早いし安定しているし高機能 なので、mimic に置き換えちゃいますよ。

気がついた点

書いたら一瞬待ってから Webアクセス

ファイルを書き込んだ直後に、そのページに Webアクセスすると固まる。

→これは、書き込んでから一瞬待ってアクセスすると回避できるようです。

favicon.ico が置けない。

以前作ったRCPのサンプルは local を / にマウントしていたので、 mbed のルートに favicon.ico を置いておくと、ブラウザに反映されていた。

mimic は local が /local/ になっているので、favicon.ico が認識できない。

<link rel="shortcut icon" href="/local/favicon.ico"> とすれば可能。

キラーコンテンツが必要

昔ならいざ知らず、今なら5千円だすなら、mbed 買わないで Raspberry pi とか BBB を買っちゃいますよね。

なので、mbed ならではの使い道を考えないといけません。

でも価格差はないし、コミュニティの数は違いすぎるし、mbed でできることは大抵 Linux ボードでもできてしまう。

例えばラズパイの WebIOPi の様なキラーアプリは mimic にも必要でしょうね。

というわけでモックイメージだけは作ってみました。こんな風になればいいなあ。

LED0~3 以外はモックなので動きません。でも、逆にオンボードLEDの0~3 はmimicで正しく動作します。 /media/uploads/nekyo/webiomi.png

その他、 今流行の防災速報と合わせるとか、lilypadの代わりにするとか。

Linuxボードでできなくて、mbed が必要とされるセグメントってどこだろう。

MiMicProjectのロゴの隠しネタ

参照 http://nyatla.jp/mimic/wp/?p=702

右上にあるのが AR マーカー Mimic の字が猫

ぐらいですかね。


Please log in to post comments.