BLE TY(TAIYO YUDEN) Module for mbed
.
太陽誘電製のBLEモジュール(EYSGCNZWY)を昨年暮れに入手し、年末年始にmbedで使えるように製作しました。
https://www.yuden.co.jp/jp/product/category/module/lineup.html#Bluetooth
先ずは、下記のようなモジュールを作ってみました。
何しろ小さいモジュールですから、配線を引き出すのは苦労しましたが、何とか動作させることが出来ました。
このモジュールは、他のBLE mbedと違いクロックソースがXtal=32MHzで動作します。
他はXtal=16MHzで、システムクロックは16MHZで、太陽誘電のモジュールも実はシステムクロックは最終的に16MHzとなります。
その為に現時点(2016年2月9日時点)のmbedのライブラリーでは動きません。
今回ここでプログラムを公開しましたが、プログラムをインポートしただけでは動きません。
Import programBLE_Temp_Vdd_via_UART_TY
Only for TY(TAIYO YUDEN) Module
1st_readme.txtを確認していただき、mbed-dev内のsystem_nrf51.cの修正をして初めてTYモジュールで動作させることが可能です。
他の2箇所はnRF51822関連の現在のmbedの不具合(私が見つけたものだけ)で、エラーが出なければそのままでも動作可能です。
というようなことを少しずつ進めていたら・・・・・
スイッチサイエンスが、もう直ぐ
TY51822r3
というmbedモジュール販売を開始すると坪井さん(Tsuboi Yoshihiro)自身が発表しているではありませんか!!
https://www.youtube.com/watch?v=XNd_8eC7NaY&feature=youtu.be&utm_source=Switch+Science+Newsletter+JP&utm_campaign=9969448699-newsletter_JP_201601_03&utm_medium=email&utm_term=0_0d0b0c60ec-9969448699-154751057
それでは年末年始から始めた私のモジュールはなんだったのか?
少なくても私自身の努力で、mbedもどきが動作するところまで来たことを、ここにスイッチサイエンスの発売前に残しておきます。
正式発表後には、(多分)mbedライブラリーを修正しなくてもモジュール名を選択すればコンパイルできるようになると思われます。
記録の最後に、もう一個製作したことも載せて置きます。
もうひとつの話題
mbedを入手後、何も接続しないで動作させる定番は、”Lチカ”ですがその次にはこちらを動かしてみてください。
Import programBLE_nRF51822_Monitor
This is a monitor program for BLE NRF51822 chip. You can check memory, register and system information.
こちらはnRF51の上でレジスタやメモリー内容などを確認することが出来ます。
仮想COMは9600bpsでPCから内容が確認できます。
Please log in to post comments.