MARY基板をmbedで動かすまとめ

はじめに

本Notebookでは、mbedの開発環境を利用してMARY基板のLPC1114FHN33/301(以下、MARY)を開発する内容について記載します。

ライブラリ

※ 130921 mbedライブラリ rev.67 がおかしい?

MARYプログラムを作成する際のピン番号指定のため、以下からmbed Libraryをimportしておきます。

http://mbed.org/users/mbed_official/code/mbed/diff/9c8f0e3462fb/TARGET_LPC1114/PinNames.h

デフォルトのmbed libraryだと、DigitalOut gled(xp11); みたいするとコンパイルエラーとなります。

ピン配リスト

本節では、MARYとLPC1114FN28(以下、LPC1114)でのピン配差分について記述します。

公式リリースされているLPC1114のライブラリは、LPC1114のピン番号を指定します。 従って、MARYを使う場合でもLPC1114のピン番号を指定する必要があります。 ここでは、両マイコンのピン配を掲載することで、差分を明確にします。

尚、ソースコード上で指定するピン番号は、「mbed defined pin name」項目の番号を指定してください。

/media/uploads/inouema/130921_02_mary_lpc1114fn28_pinlist.jpg

例えば、MARYの緑LEDを点滅させるコードは、以下の通りです。

MARY Lチカ

#include "mbed.h"

DigitalOut myled(dp28); // MARY GRN LED

int main() {
    while(1) {
        myled = 1;
        wait(0.2);
        myled = 0;
        wait(0.2);
    }
}

MARYでは緑LEDは「PIO0_7」に接続しています。 本来のピン番号は「16」なのですが、LPC1114FN28では「28」です。 従って、dp28を指定してます。

MARY基板への書き込み

HEX変換ツール

FlashMagicで書き込むための変換ツールは「Hexファイルツール Windows版 Ver.1.06」を利用させていただきました。

http://home.att.ne.jp/wind/room_mario/soft/soft.html

Windows7 64bit でも動きました。 使い方については、同梱のREADMEを参照してください。

lpc21ispだと「MARY基板」には書き込みが出来なかったので、FlashMagicを使用しました。

FlashMagicでの書き込み

FlashMagicでMARY基板へプログラムを書き込みには、以下のように設定します。

/media/uploads/inouema/flashmagic_mary.jpg

  • Step 1 - Communications

LPC1114/301 を選択してください。(LPC1114FN28とは異なります。)

  • Step 3 - HexFile

上記のHEX変換ツールで生成したファイルを選択してください。

参考資料

@robo8080さんのMARY基板動作確認内容です。先行して情報があり私もすぐに動作確認をすることができました。

http://blog.goo.ne.jp/roboz80/c/59a897215ccf8cf78f6a478a09444458

[この稿は書きかけです。]


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