Ambient library. It provides "set" function to set data to a packet and "send" function to send the packet to the Ambient server. It also provides "bulk_send" function to send multiple data. (Japanese: IoT用のクラウドサービス「Ambient」のデーター送信ライブラリーです。Ambientはマイコンから送られたセンサーデーターを受信し、蓄積し、可視化(グラフ化)します。http://ambidata.io)
Dependents: AmbientExampleSITB AmbientHeartRateMonitor AmbientHeartBeat AmbientExampleSITB_ws ... more
ambient library
Ambientのmbedライブラリー¶
IoTクラウドサービス「Ambient」(https://ambidata.io) のArduinoライブラリーです。
Ambient::begin()¶
説明¶
Ambientの初期化(使う準備)をします。
構文¶
#include “Ambient.h” bool Ambient::init(unsigned int channelId, const char * writeKey, WiFiClient * c);
引数¶
unsigned int channelId; // データーを送信するチャネルのチャネルId const char * writeKey; // ライトキー WiFiClient * c; // WiFiClientのポインター
戻り値¶
true: 成功 false: 不成功
Ambient::set()¶
説明¶
Ambientに送信するデーターをパケットに設定します。Ambientでは8種類までのデーターを送信できます。set()は何種類目のデーターかを示す数値とそのデーターを指定します。
構文¶
#include “Ambient.h” bool Ambient::set(int field, char * data); bool Ambient::set(int field, int data); bool Ambient::set(int field, double data);
引数¶
int field; // 何種類目のデーターか示す数値。1から8が指定できます。 char * data; // 送信する数値を文字列にしたもの。 int data; // 数値はintまたはdouble型で渡すこともできます。 double data;
戻り値¶
true: 成功 false: 不成功
Ambient::clear()¶
説明¶
パケットに設定したデーターを消去します。Ambient::send()またはAmbient::bulk_send()で データーを送信した後は、設定したすべてのデーターは消去されます。
構文¶
#include “Ambient.h” bool Ambient::clear(int field);
引数¶
int field; // 何種類目のデーターかを指定します。1から8が指定できます。
戻り値¶
true: 成功 false: 不成功
Ambient::send()¶
説明¶
begin()で指定したチャネルにset()で設定したデーターを送信します。Ambientはデーターを受信した時刻をデーターの生成時刻として記録します。送信後、パケットに設定したデーターは消去されます。
構文¶
#include “Ambient.h” bool Ambient::send(void);
引数¶
ありません。
戻り値¶
true: 成功 false: 不成功
Ambient::bulk_send()¶
説明¶
begin()で指定したチャネルに複数件のデーターをまとめて送信します。データーは下記に示すJSON形式で渡し、データーの中に生成時刻を含める必要があります。
構文¶
#include “Ambient.h” int Ambient::bulk_send(char * buf);
引数¶
char * buf; // データーへのポインター
データーは次のようなJSON形式にします。
{ “writeKey” : “ライトキー”, “data” : [ {“created” : “YYYY-MM-DD HH:mm:ss.sss”, “d1” : “値”, “d2” : “値”, ...}, {“created” : “YYYY-MM-DD HH:mm:ss.sss”, “d1” : “値”, “d2” : “値”, ...}, ... {“created” : “YYYY-MM-DD HH:mm:ss.sss”, “d1” : “値”, “d2” : “値”, ...} ] }
見やすくするために改行やインデントを入れてありますが、実際には改行やインデントは不要です。“created”はデーターの生成時刻で、値は“YYYY-MM-DD HH:mm:ss.sss”という形式か、 数値を渡します。 数値を渡した場合は1970年1月1日00:00:00からのミリ秒と解釈されます。“created”の後にはデーターを”キー”:”値”という形式で並べます。 キーは”d1″、”d2″、”d3″、”d4″、”d5″、”d6″、”d7″、”d8″のいずれかを指定します。
さらに、次のように“time”: 1 を指定すると、数値は「秒(協定世界時(UTC)の1970年1月1日00:00:00からの)」として扱われます。“YYYY-MM-DD HH:mm:ss.sss”という形式の場合は“time”: 1を指定しても無視します。
{ “writeKey” : “ライトキー”, “data” : [ {“created” : 数値, “time” : 1, “d1” : “値”, “d2” : “値”, ...}, {“created” : 数値, “time” : 1, “d1” : “値”, “d2” : “値”, ...}, ... {“created” : 数値, “time” : 1, “d1” : “値”, “d2” : “値”, ...} ] }
戻り値¶
実際に送信できたバイト数が返されます。
Ambient::delete_data()¶
説明¶
begin()で指定したチャネルに保存された全てのデーターを削除します。部分的に削除する機能はありません。 Ambientサイトのチャネルページの「データー削除」ボタンと同じ動作をします。 チャネルそのものやチャネルの設定情報は削除されずに残ります。 削除したデーターは復元できないので、注意してください。
構文¶
#include “Ambient.h” bool Ambient::delete_data(const char * userKey);
引数¶
const char * userKey; // ユーザーキー
戻り値¶
true: 成功 false: 不成功