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古い話で恐縮ですが、GR-PEACH producer meetingの席上でGR-PEACHの消費電流が500mA以上になり、USB経由の電流不足に注意喚起がありました。
長らく気になっていましたが、思い立って電流測定をしてみました。
GR-PEACHに接続するデバイスで大きな差が出るのは当然でしょうから、「ボード単体」としました。
USBケーブルに電流測定の追加工しています。
結果
GR-PEACH 165mA
起動プログラム http://developer.mbed.org/users/kenjiArai/code/GR-PEACH_test_wo_rtos/
測定器 FLUKE177(購入後5年間非校正)
折角ですので、他のmbedも測定してみました。
書き込んであるプログラムは不明で、外部接続なし。
①LPC1768(元祖青mbed) 174mA
②GR-PEACH 165mA
③FRDM-K64F 148mA
④NucleoF411RE 70mA
⑤NucleoL152RE 65mA
⑥LPC1114FN28 28mA
思ったよりGR-PEACHは悪くないと思いませんか?
半導体メーカー各社は実力値でなくMAX/TYPで表示しますので、RZ/A1Hも例外でなくR01UH0403JJ0100 Rev.1.00 58-4(2014.04.25)のP2926に記載されている値は、
520mA(Typ) 850mA(Max)
となっております。
GR-PEACHには多くの機能ユニットが集積されていますが、初期設定ではどのようなコンセプトで何の機能を電源ONとしているのでしょうか?
ソースコードが公開され、CPUのパワーマネジメントも調査すればわかるはずですが、興味はありますが調べるモチベーションがわきません。
どなたかご存知でしょうか?
ちなみに、ST系のARMは電源ON/OFFが各モジュール必要なものだけ起動できるので、STM32L152で製作したデータロガーが単三3本で結構長い時間動作させることができます(メイン電源のON/OFFを自分のRTCのWake-Up機能で制御して)。
勿論、GR-PEACHに期待する機能は、そのような用途ではないとは思いますが・・・