Mbedデバイス認証プログラム経験談
Mbed Advent Calendar 2017の7日目の記事で、テキストのみの経験談です。
表題の「Mbedデバイス認証プログラム」って何?
私はこのMbedデバイス認証プログラムを2016年8月にご案内頂き、今ではArm Mbed Enabledのロゴを製品に掲げております。申し遅れましたが、私はAS-289R2 Thermal Printer Shieldの開発担当です。
Components » Expansion boardsに、Arm Mbed Enabledとして製品をご登録頂いております。
皆さんは、販売店さんでArm Mbed関連製品にArm Mbed Enabledのロゴが表記されているのをご存知だと思います。最近、新しいロゴになったんですよね。
当然、マイコンボードには全てロゴが表記されているのですが、シールドといった製品でもMbedデバイス認証プログラムを通過できれば、ロゴ表記が可能になります。
それがArm Mbed Enabled Program=Mbedデバイス認証プログラムです。
パートナー企業でなくてもArm Mbed Enabled Programという門が開かれているのは本当にありがたいことです。
しかも申請も取得も無料!
今回、Mbed Advent Calendar 2017に記事を投稿した理由は、製品開発をされておられる方にArm Mbed Enabled Programをもっと知って頂ければという思いで記事を書いています。私の机の周りの電子部品を見渡せば、圧倒的に舶来製品が多いのが現状です。しかし、まだまだ日本からアピールできるモノがあるのではないかと思っております。
そんな訳で、こんな地味~なシールドでもArm Mbed Enabledに仲間入りできた申請手順をご説明します。
Arm Mbed Enabled ProgramからMbed OS 2 ("Classic")かMbed OS 5のプラットホームを選択し申請。サンプルをARM社に送り、とにかくひたすら辛抱強く連絡を待つ(ARM社は忙しい)。たったこれだけです。
幾つかのステージがあり、動作検証などのメールのやりとりが必要になります。
ただ、全て英語(ToT)
当たり前!!
私は日々鍛えたTwitterのおかげで(笑)2行程度のメールで進行することができたというか、進行して頂いた感じです(汗)
なんとか最後までいけたのですが、英語で大きな勘違いをやらかしました。
その英語が「Sign off」。英検3級の普通の日本人が「サインオフです」って言われたら「駄目だったかぁ」ってなりません?
雪だるまさんに「やっぱり駄目でした~っ」とご報告したら、Sign offは承認されたっていう意味だと教えて頂き「えー!そうなんやーー!日本の英語教育は間違ってるぞーー!」とモニタを両手で掴みガタガタさせた記憶があります。
そんな訳でSign offの勘違いにご注意ください。
そういえば、Arm Mbed公式アカウントから動画でご紹介を頂けたりもしました。請求書は本当にきておりません(笑)
Twitter : Arm Mbed
https://twitter.com/ArmMbed/status/839142294641074176
Facebook : Arm Mbed
https://www.facebook.com/ArmMbed/videos/10154532461323315/
ARM社が横浜にあって、本当に心強かったです。
明日のMbed Advent Calendar 2017の8日目は、Twitter:西村備山さんです。同じ関西ということもあり顔馴染みな方なので、楽しみにしています。
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