This program is used to verify the operations of the library SW recognize an analog port.
Dependencies: SwAnalog_LPC1768 mbed
Fork of SwAnalogInputLibraryExampleProgram by
SW認識Library(SWAnalog)のサンプルプログラムの説明
<概要>
SW認識させるLibrary(SwAnalog)と、Libraryを使用したサンプルプログラムについて説明します。
Libraryとサンプルプログラムは次のアドレスからダウンロードできます。
Library:
http://mbed.org/users/suupen/code/SwAnalog_LPC1768/
サンプルプログラム:
http://mbed.org/users/suupen/code/SwAnalogInputLibraryExampleProgram/
サンプルプログラムの動作
<Libraryについて>
SWの状態を、抵抗による電圧の分圧比の変化で認識します。
使用する抵抗は、精度±1[%]のもの(金属皮膜抵抗)を使います。
(共立エレショップ:http://eleshop.jp/shop/c/c110312/)
SW認識回路
アナログポートから読み込んだアナログ認識値から、SWのON,OFF状態を判定します。
この判定値を10[ms]毎に更新して、判定値が3回一致したら、その判定値を確定値として認識します。
このため、SW操作をして認識値が変化するまでに30[ms]必要になります。
複数回のレベル認識をして確定値を決めるので、SW操作によるチャタリングノイズの除去が可能です。
このLibraryで使用するmbed機能
- チッカータイマー(Ticker) 1[us]単位、10[ms]周期
- アナログ入力(AnalogIn)
SW入力に設定可能な端子(LPC1768)
- p15~p20 の内の6本
(各端子に3本のSW認識が可能で、合計18本のSW認識が可能)
SW認識処理の変更方法
SwDitital.h内の定義を変更することで、以下の条件を変更できます。
- SW認識周期:Z_matchcycle 設定範囲:10[ms](10000)~100[ms](100000) (1[us/count])
- SW一致回数:Z_itchPattern 設定範囲:3~8[回]
SwAnalog.hの設定箇所
Libraryの使い方
サンプルプログラムより
- SW認識する端子の指定: swAnalog
- SWのレベル認識関数 :checkLevel(swNo)
- SWのONエッジ認識関数 :checkEdgeOn(swNo)
- SWのOFFエッジ認識関数:checkEdgeOff(swNo)
引数のswNoは、端子定義関数のswAnalogの第一引数には,0,1,2、第二引数には3,4,5と割り振られていきます。
<サンプルプログラムについて>
mbed(LPC1768)を使用しています。SWは3つ使用しており、
アナログポートのP20
に接続します。
回路図
ブレットボードでの配線
プログラムの動作内容
- SW0、SW1では、SWのレベル認識(OFFなのかONなのかを判定)する例です。
SW0は、ONしている間、LED1を点灯させます。
SW1は、OFFしている間、LED2を点灯させます。
- SW2では、SWのエッジ認識(OFF→ON、ON→OFF)する例です。
SW2のONエッジ(OFF→ON)の時に、LED3の出力を反転させます。
SW2のOFFエッジ(ON→OFF)の時に、LED4の出力を反転させます。
以上