Let's play the Flageoboard!

演奏に使うキー

演奏には次の44個のキーを使います。ピアノとはちょっと違いますね?
スペースキーは5段目ではなく4段目の1列目に描きました。
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音程は上の段、左の列に行くほど高くなります。
乱暴な言い方をしてしまうと、右から左に向かって、

ド、ド ソ、ド ミ ソ シ♭、ド レ ミ ファ♯

になっています。

1段上がるとファから始まる

ド、ド ソ、ド ミ ソ シ♭、ド レ ミ ファ♯

です。

より正確な定義はWhat is flageoboard?を読んでみてください。

弾いてみよう!

頭で考えすぎないで、実際にフラジオボードを弾いてみましょう。
kを中央のド、とイメージしながら次のようにタイプしてみてください。
使うキーは隣り合ったL, K, J, Hの4個だけです。
聞き覚えのあるメロディーでしょうか?

LKJH HHH J JJJ K J K L
LKJH HHH J K L LLL K

フラジオボードの1段で出せる音は、バルブのないラッパで出せる音と同じです。
ギターでいうと開放弦とハーモニクスの音と同じです。
指を1段上にずらして、O, I, U, Yで同じメロディーを弾いてみてください。
次は9, 8, 7, 6。その次は>, <, m, nでも弾いてみて。
ほら、もうフラジオボードの出せる音が分かってきたでしょう?

和音も弾いてみよう

一見、バラバラな音程の並びかたに見えますが、実は関係の近い音程が隣り合って並んでいるので和音(コード)も簡単にマスターできます。
かぎ括弧で囲んだキーは同時にタイプしてみてください。

(LM) (LM) (LM) (LM)
(KL) (KL) (KL) (KL)
(KP) (KP) (KP) (KP)
(LM) (LM) (LM)

エレキギターでコードを刻んでいるような気分になってきましたか?
慣れてきたら、間にもう1つ音を入れてみましょう。

(LM) / (LM) / (LM) / (LM) /
(KL) ' (KL) ' (KL) ' (KL) '
(KP) ] (KP) ] (KP) ] (KP) ]
(LM) / (LM) / (LM) /

/media/uploads/kentasaito/out.gif

ギタリストとベーシストがセッションしているような感じですね。
あなたはもう、自分の好きなリズムで、このフレーズを弾いているかもしれません。
慣れてしまうと、右手一本で弾けてしまいます。

あなたの左手は高い音を出せるあたりで退屈そうにしていますね?
リードパートにも挑戦してみてください。

大丈夫。フラジオボードは関係の近い音程が隣り合っているから、半分デタラメにキーを叩いても立派なアドリブに聞こえます。
嘘だと思うなら、実際に試してみて?

ピアノも経験もギターの経験もトランペットの経験もいらないですから。


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