mbed入門-プログラムをローカルで開発する

mbedを触ったことのないパートナー様向けのmbed入門です。

プログラムやライブラリをimportするプログラムやライブラリを公開する


e2studio環境でのビルド

以下のページを参照ください。
https://developer.mbed.org/users/RyoheiHagimoto/notebook/export-to-e2studio-langja/

DS-5環境でのビルド

DS-5のプロジェクト形式でexportする

  1. mbedコンパイラ画面に行きます。
  2. ローカルで開発したいプログラムを選択し、右クリックします。
  3. Select 「プログラムのエクスポート」を選択します。
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/export1.png
  4. Export Targetに「Renesas GR-PEACH」を選択します
    Export Toolchainに「DS-5」を選択します
    「Export」を押します
    /media/uploads/dkato/export_ds5.png
  5. ダウンロードされたzipファイルを展開します。

ビルド

  1. DS-5の新しいワークスペースを作成します。
    A) 任意の場所にワークフォルダを作成します。(絶対パスに多バイト文字を含まないでください)
    B) ステップA)で作成したフォルダにソースファイルをコピーします。
    C) DS-5を起動します
    D) [ファイル]→[ワークスペースの切り替え]→[その他].
    E) [ワークスペース・ランチャー]ダイアログボックスの[参照]をクリックします。
    F) A) で作成したフォルダを選択し、[OK]をクリックします。
    G) DS-5 は自動的に再起動し、[DS-5へようこそ]画面になります。
    H) [ワークベンチへ]をクリックしてください
  2. [プロジェクトエクスプローラ]で右クリックし、[インポート]を選択します。
  3. [インポートソースの選択]でselect [一般]→[既存プロジェクトをワークスペースへ].を選択し、[次へ]を押します。
  4. [ルートディレクトリーの選択]を選択し、[参照]を押します.
  5. [フォルダーの参照]でソースファイルのコピー先を選択し、[OK]を押します(デフォルトで選択されていると思われます).
  6. [プロジェクト]でmbedのプロジェクトが選択されていることを確認してください。
  7. [プロジェクトをワークスペースにコピー]にチェックが入っている場合、チェックを外します。
  8. [終了]ボタンを押します。
  9. [プロジェクトエクスプローラ]内のmbedのプロジェクトで右クリックし、「clean project」します。
  10. [プロジェクトエクスプローラ]内のmbedのプロジェクトで右クリックし、「プロジェクトのビルド」します。

  例) "C:¥Workspase"に"mbed_blinky"をexportしたときのフォルダ構成
    C:
    +-- Workspace
        +-- mbed_blinky
            |   .cproject
            |   .hgignore
            |   .project
            |   ds5_rz_a1h.launch
            |   GettingStarted.htm
            |   main.cpp
            |   mbed.bld
            |   mbed_blinky.bin    <- ".bin" ファイルはここに生成されます
            +-- .hg
            +-- Build              <- ".axf" ファイルはここに生成されます
            +-- mbed


トラブルシューティング!

ビルドエラーが出た場合は、以下の設定を行ってください。

[プロジェクトエクスプローラ]内のmbedのプロジェクトで右クリックし、[プロパティ] [C/C++ Build]→[Settings]→[ARM C++コンパイラ]→[ソース言語]→[ソース言語モード] を「Auto」にしてください
/media/uploads/dkato/ds5_source_lang_mode.png


以後はJTAGを使わずにデバッグする方法です

JTAGを使用する場合は読み飛ばしてください




JTAGを使わずにUSBケーブル経由でデバッグする

DS-5にCMSIS-DAPの設定を追加します。

DS-5にCMSIS-DAPの設定を追加します。
configdb_v519-20150327.zip

  1. 上記のzipファイルをダウンロードし、展開します
  2. DS-5を起動します
  3. メニューから, [ウィンドウ]→[設定]→[DS-5]→[コンフィギュレーションデータベース]で、[追加]ボタンを押します
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/preferences.png
  4. 展開したconfigdbフォルダを選択し、「mbed」などの名前をつけ、[OK]を押します
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/add_config.png
  5. [データベースの再ビルド]ボタンを押します
  6. [OK]ボタンを押しダイアログを閉じます

デバッグコンフィギュレーションの作成

0. デバッグ構成を出す

  • 「メニュー」→「実行」→「デバッグ構成」を選択します
  • [DS-5 デバッガ]で「新規作成」します

1. 接続 タブ

  • 「接続」で「ターゲットの選択」を「Renesas - RZ/A1H R7S721001 - Bare Metal Debug - Debug Cortex-A9」にします
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/debug_configurations.png
  • 「ターゲット接続」を「mbed CMSIS-DAP」にします
  • 右下の「参照」からCMSIS-DAPの接続先を設定します。
    /media/uploads/RyoheiHagimoto/cmsis-dap_e.png

2. ファイル タブ

  • 「ターゲットコンフィギュレーション」を空にし、「ファイル」で「ファイルからシンボルをロードします」を選択し、.axfファイルを設定します
    /media/uploads/dkato/ds5_file_tab_exp_ds5.png

3. デバッガ タブ

  • 「実行制御」を「エントリポイントからデバッグします」にします
    /media/uploads/dkato/ds5_debugger_tab_exp_ds5.png

4. デバッグ

  • binファイルをmbedドライブにコピーします
  • GR-PEACHのリセットボタンを押すか、GR-PEACHとPCのUSBの再接続を行います。
  • [適用]ボタン、 [デバッグ]ボタンを押し、デバッグを開始します。
  • 再ビルドして、デバッグしなおすときは「切断」ボタンを押し、USBケーブルを再接続します /media/uploads/dkato/ds5_debug_2.png

トラブルシューティング!

printf()を使用するときはセミホスティングを無効にしてください。
http://infocenter.arm.com/help/index.jsp?topic=/com.arm.doc.dui0452b/CHDBCCFA.html
/media/uploads/dkato/ds5_command_submit.png


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