Pelion Device Management を使う(ウェブアプリ編)

このドキュメントでは、ウェブアプリからPelion Device Managementサービスを使用する方法を説明します。接続されたデバイスの管理や、デバイス上のセンサーからデータを取得することが出来ます。

Pelion Device Management については、以下の記事もご覧ください。

Pelion Device Management を使う(導入編) https://os.mbed.com/users/MACRUM/notebook/using-pelion-device-management/

Pelion Device Management REST API

Pelion Device Management は、各種外部サービスやアプリケーションとREST APIを通じて柔軟に接続できるインターフェースを提供しています。

提供するデバイス接続サービス、ファクトリープロビジョニングサービス、ファームウェアアップデートサービスは全てREST APIを通じて使用することが可能です。

https://cloud.mbed.com/docs/current/service-api-references/index.html

REST API の使用例

REST API は、cURL コマンドで簡単に動作を確認することができます。

export MY_API_KEY="Authorization: Bearer ak_xxxxxxxxxxxxxx” # 自分のアカウントのAPIキー
  • デバイスのリスト表示
curl https://api.us-east-1.mbedcloud.com/v3/devices/ -H "${MY_API_KEY}"
  • 登録されているデバイスの表示
curl https://api.us-east-1.mbedcloud.com/v3/devices?filter=state__eq=registered -H "${MY_API_KEY}"
  • 各種統計情報の表示例
curl -X GET -H "${MY_API_KEY}" "https://api.us-east-1.mbedcloud.com/v3/metrics?include=transactions,total_count&start=20180301&end=20180405&interval=1d" | python -m json.tool

Pelion Device Management SDK を使う

ウェブアプリを開発するために、各種言語向けに Pelion Device Management SDK が公開されています。 https://cloud.mbed.com/docs/current/mbed-cloud-sdk-references/index.html

JavaScript 用の SDK をインストールして、サンプルコードを動かしてみます。 Node.js が必要なので、以下のサイトから入手してインストールします。

https://nodejs.org/ja/download/

Pelion Device Management SDK for JavaScript をインストールします。

mkdir pelion_example
cd pelion_example
npm install mbed-cloud-sdk

このSDKは express パッケージが必要なので、インストールします。

npm install express

SDKに含まれているサンプルプロジェクト(examples/proxy)を起動します。

cd node_module/mbed-cloud-sdk 
npm run start-proxy

ブラウザで新規ページが表示され、以下のような画面になります。自分のアカウント用に作成した API キーを入力します(Admin 権限を持つAPIキーを使用します)。

/media/uploads/MACRUM/login.png

LOG IN ボタンを押すと、以下の画面が表示されます。

/media/uploads/MACRUM/proxy.png

この画面から、Pelion Device Management で提供される各種機能を使うことが出来ます。 SDK のソースコードは以下のGitHubリポジトリで公開されています。


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