Demo program for BME280, ESP8266 and IFTTT service
Dependencies: BME280 ESP8266Interface IFTTT mbed
これは?
温湿度・気圧センサーで測定した値をスマホなどに通知するデモです。
使用したコンポーネントやサービス
NXP製のLPC824が搭載された mbed 対応ボード。DIP 形状なので、ブレッドボードと共に使用することが出来ます。マイコンへのプログラミング、シリアル入出力、電源供給等は一本のUSBケーブルで行います。
Bosch製の温湿度気圧センサーを使用したモジュール。気温(℃)、湿度(%)、気圧(hPa)データを出得することが出来ます。mbed とは I2C で接続します。
マイコンとシリアル接続で使用する低価格な WiFi モジュールです。WiFiアクセスポイントは、モバイル無線ルータ等の機器も使用可能です。
複数のWebサービスを関連付けて使うことが出来るサービスです。mbed から Maker Channel を使用してデータのポストを行うことが出来ます。デバイスのへの通知は、IF Notifications を使用します。
部品の接続
ブレッドボードなどを使用して、部品を接続します。以下の情報を参考にして下さい。
mbed LPC824 pin | BME280 module pin | ESP-WROOM-02 (simple) module pin |
---|---|---|
26 (GND) | 1, 5 (SDO, GND) | 1 (GND) |
13 (3V3 OUT) | 4, 6, 7 (CSB, Vcore, Vio) | 4, 8 (EN, 3V3) |
dp4 (P0_11) | 3 (SDI) | |
dp5 (P0_10) | 2 (SCK) | |
dp7 (P0_27) | 5 (RST) | |
dp8 (P0_26) | 6 (TXD) | |
dp9 (P0_25) | 7 (RXD) |
※ ESP-WROOM-02 の 2 (IO0), 3 (IO2) は、オープン。
※ dp4 と dp5 は、1kΩ程度の抵抗でプルアップする。
※ プッシュスイッチを dp15 に接続する。
セットアップ
mbed 側のコード
以下の部分をご自分の環境に合わせて書き換えて使用して下さい。
#define IFTTT_SECRET_KEY "YOUR_SECRET_KEY_OF_THE_MAKER_CHANNEL" // https://ifttt.com/maker #define WIFI_SSID "SSID" #define WIFI_PASSWORD "PASSWORD"
IFTTTの設定(登録とレシピの作成)
IFTTTに関しては、こちらの情報が参考になります。
http://mag.switch-science.com/2015/06/25/ifttt-maker-channel/
http://mag.switch-science.com/2015/06/26/ifttt-maker-channel-mbed-raspberrypi-intel-edison/
IFTTTのアカウントを作成して、Maker Channel を登録します。"Your secret key is:" で表示されている文字列を、mbed プログラム側の "YOUR_SECRET_KEY_OF_THE_MAKER_CHANNEL" の部分に置き換えます。
- Trigger : Event Name の例
BME280_iOS
- Action : Notification の例
気温 {{Value1}} ℃, 湿度 {{Value2}} %, 気圧 {{Value3}} hPa
Information
最近、iOS notification と Android notification が統合され、IF notification になってしまったので iOS と Android 端末に通知を別々に送ることが出来なくなってしまいました。サンプルコードでは通知を分けていますが、実際には複数の端末で同時に通知が行われます。
トラブルシューティング
- WiFiアクセスポイントに接続されない
WiFiのアクセスポイントに接続されない場合は、デバッグログを確認して下さい。私の環境では、何故か iPhone のテザリング(インターネット共有)では動作しませんでした。
- 端末側に通知されない
IFTTT アプリが正しくインストールされているか確認して下さい。また、IFTTT のレシピが正しく設定されているか確認して下さい。デバッグログでエラーが発生していないか確認して下さい。