for f3rc
Fork of Encoder by
使い方
まず、"Locate.h"をインクルードする。 次に、Locate machine(x, y)で宣言する。(xとyは初期位置。でも(0,0)推奨) 続いて位置情報を得る。 位置情報を更新する関数は、machine.update()だが、位置情報を得る方法は2つある
(1)machine.update()を直接使う場合
一連の処理は、
machine.update((エンコーダの右), (エンコーダの左));
x = machine.getX();
y = machine.getY();
こんな感じ。
(2)machine.update()を直接使わない場合
一連の処理は、
x = machine.getX((エンコーダの右), (エンコーダの左));
y = machine.getY((エンコーダの右), (エンコーダの左));
こんな感じ。 あるいは、
x = machine.getX((エンコーダの右), (エンコーダの左));
y = machine.getY();
でも同じ結果を得られる。
まとめると、位置情報を得るときは、最初の関数にエンコーダで読み取った値を渡す必要がある。
ちなみにエンコーダの値を得るためには、"QEI.h"(https://developer.mbed.org/users/aberk/code/QEI/) を別途インクルードしたうえで、
QEI right (PA_7, PA_5, NC, lPR, QEI::X2_ENCODING); 右側のエンコーダ
QEI left (PA_13, PA_15, NC, lPR, QEI::X2_ENCODING); 左側のエンコーダ
のように宣言する必要がある。 その後、例えば右側のエンコーダの値を得たいときには、right.getPulses() を使う これを使うと、(1)は
machine.update(right.getPulses(), left.getPulses());
x = machine.getX();
y = machine.getX();
となる
Locate.h
- Committer:
- sakanakuuun
- Date:
- 2016-08-16
- Revision:
- 13:4dfe270cc4de
- Parent:
- 12:c88621d7285f
File content as of revision 13:4dfe270cc4de:
#ifndef Locate_H #define Locate_H #define OUTERRING_D 140 //外輪間距離(mm) #define INNERRING_D 136 //内輪間距離(mm) #define PI 3.14159 //π #define RESOLUSION 200 //P/R(分解能) #define DIAMETER 31.8 //タイヤの直径(mm) #define LOCATE_STEP (DIAMETER*PI / RESOLUSION) // エンコーダの1ステップあたりの距離(mm) #define TIRE_DISTANCE ((OUTERRING_D + INNERRING_D) / 2) //タイヤ間距離(mm) #define ROUND (PI * DIAMETER / (RESOLUSION * TIRE_DISTANCE)) //機体が1回転するために必要なステップ数の”逆数” /* エンコーダから、現在のステップ数(=タイヤがどれだけ回ったか)を得られる 今回は分解能が200だから、(タイヤ1回転) = (200ステップ) */ class Locate { //引数のr,lはエンコーダから受け取るステップ数で、rは右車輪、lは左車輪 private: int pr, pl; //前回のステップ数 char dl, dr; //エンコーダの初期ズレ short v; //ステップ速度 float x, y; //xy方向に進んだ距離(m換算なし) float theta; //機体角度、x軸正の向きを0とする public: Locate (int fx, int fy); //fx,fyは初期位置 void setup(int r, int l); //エンコーダの初期のズレ(dr,dl)を出す、最初に一回だけ行う void update (int r, int l); //位置情報を更新する。r,lはエンコーダから short getX(); //xをmm換算して整数値として返す short getX(int r, int l); //上のupdate()も一緒にやってくれる版 short getY(); //yをmm換算して整数値として返す short getY(int r, int l); //上のupdate()も一緒にやってくれる版 float getTheta(); //thetaを返す }; #endif